ギリシャヨーグルトって購入すると高価です。毎日食べるとなると、自分で作れたらお得感があります。さらに牛乳から作れたらコスパがいいです。実際に作ってみて、簡単に作れる方法と注意点をまとめてみました。
ギリシャヨーグルトとは
ギリシャヨーグルトは、普通のヨーグルトから水分(ホエイ)を取り除いた濃厚なヨーグルトです。クリーミーな食感と、タンパク質が豊富でヘルシーな点が特徴です。ダイエットや健康志向の方に人気の高い食品です。最近だとグリークヨーグルトという呼び方で韓国アイドルがヘルシーフードとして紹介し、SNSでも注目されるようになりました。
ボディメイクで注目されているオイコスもギリシャヨーグルトの一つです。
ヨーグルトメーカーとキッチンペーパーでの作り方
ヨーグルトメーカーとキッチンペーパーを使ったギリシャヨーグルトの作り方です。
必要なもの
・ヨーグルトメーカー
・種菌用のプレーンヨーグルト(無糖)50ml
・牛乳(500ml)
・キッチンペーパー
・輪ゴム
・お皿

ヨーグルトメーカーのおすすめはこちらです。コスパ抜群です。この製品がいいのは牛乳パックをそのまま使えることです。容器に移し替えたり、洗ったりする手間もないのはもちろんのこと、容器に付着した菌がありません。安心して使えます。

作るときの注意点です。
1.種菌のヨーグルトは、R-1やガセリ菌などの機能性ヨーグルトでもいいです。乳酸菌だけではなく、ビフィズス菌のヨーグルトでもいいでしょう。ただしビフィズス菌は酸素に弱いので、作り方に工夫が必要です。
わたしのおすすめはダノンBIOです。ダイエットにいい短鎖脂肪酸を生成してくれます。ヨーグルトメーカーの温度や時間にはコツがいりますので、以下の記事を参照ください。

2.牛乳は低脂肪乳でも構いません。その場合はたんぱく質が100mlあたり6g以上でできるだけ多いものを選んでください。たんぱく質が少ないとヨーグルトは固まりません。以下の記事では実際にためして解説しています。ご参照ください。

作り方
- ヨーグルトを作ります
牛乳9に対し1の量のヨーグルトを投入します。今回の作り方では、牛乳パックをひっくり返すことになるので、1000mlのサイズだと長すぎて不安定になります。500mlサイズがいいでしょう。1000mlタイプの牛乳パックの容器をハサミで切って中身を約半分の450mlにして、種菌を50ml入れます。

- 種菌のヨーグルトをかき混ぜる。
種菌が牛乳に混ざるようにかき混ぜます。余計な菌が入ると必要でない菌も培養してしまいますので、熱湯で消毒するのがベストです。食洗器で洗った菜箸であれば熱湯消毒されているので安心です。またビフィズス菌ヨーグルトを種菌にする場合、ビフィズス菌は酸素に弱いので強くかき混ぜないようにしたほうがいいでしょう。
- ヨーグルトメーカーにセットする
温度・時間はアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーの自動設定の42℃9時間です。温度と時間は使用するヨーグルトの種菌によってことなりますが、一般的なヨーグルトの場合サーモフィラス菌とブルガリスク菌なので、自動設定の温度で問題ありません。写真のように牛乳パックが500mlタイプの小さいものでも問題ありません。
- 水切り
完成したヨーグルトが入った牛乳パックにキッチンペーパーを2枚重ねたものを輪ゴムで止めます。写真のように斜めにしてお皿に置きます。平皿だと水分があふれてしまうので、ボウルなどでもいいでしょう。

- 完成
一晩冷蔵庫に入れて置いたら完成です。水分が抜けて濃厚なギリシャヨーグルトができあがります。市販品のようにカチカチというわけではなく、ちょっと緩い感じのギリシャヨーグルトです。

注意点
- 水切り時間
一般的には長く置くほど濃厚になりますが、今回のやり方の場合、ホエイに浸る形になるため固くするのは難しいです。 - 使用するヨーグルト
無糖のものを選ぶとアレンジがしやすいです。 - ホエイの活用
水切りで出たホエイは栄養があるので捨てないでください。スムージーや料理に活用できます。お味噌汁に入れてもいいでしょう。
食べてみました
実際に食べてみました。
食感
市販品よりも水分が多めでなめらかです。でもヨーグルトよりももっちりねっとりしています。まさにギリシャヨーグルトといえるでしょう。
味
酸味もなくすっきりとした味わいです。どんなフルーツを合わせてもおいしく頂けそうです。甘味が欲しい場合は、オリゴ糖を加えればちょうどよくなりそうです。
腸活によさそうなフルーツを加えてみました。冷凍のいちご、ブルーベリー、グミ科の植物でビタミン豊富なサジー、食物繊維が豊富なケロッグオールブランも入れてみます。

朝食に食べれば、たんぱく質も多く取れますし食物繊維、ビタミン豊富で腸活・美容にもばっちりです。ぜひお試しください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。







