このサイトにはPRが含まれます。

ダイエットにいいダノンBIOをヨーグルトメーカーで量産するときの温度は?

腸活

生きて腸まで届く確率が高いビフィズス菌BE80のダノンビオ。ビフィズス菌BE80は、従来の菌よりも100倍胃酸に強く生きて腸まで届き、話題の短鎖脂肪酸も作り出します。このダノンBIOをヨーグルトメーカーで量産できたら最高ではないですか?でも、ヨーグルトメーカーの温度設定は何度がいいのだろうか?時間はどれくらい?実際に作ってみました。

1.どんな菌が使われているのか?

ダノンBIO BE80にはどんな菌が使われているのでしょうか。

ダノンBIOにはビフィズス菌BE80と4種の乳酸菌が使われています。

ビフィズス菌:
BE80(Bifidobacterium lactis CNCM I-2494)4種の乳酸菌:
Lactobacillus bulgaricus CNCM I-1632
Lactobacillus bulgaricus CNCM I-1519
Streptococcus thermophilus CNCM I-1630
Lactococcus lactis CNCM I-1631

引用:ビフィズス菌とBE80菌のこだわり|ダノンビオ (danone.co.jp)

 

そもそもですが、ビフィズス菌と乳酸菌は生息する場所、働きが全く異なります。
ビフィズス菌は大腸に生息して乳酸や酢酸を作ります。一方、乳酸菌は小腸に生息し乳酸のみを作ります。

一般的に乳酸菌やビフィズス菌のほとんどは、胃酸や胆汁酸によって胃や小腸で死んでしまい、腸まで届きにくいと言われています。
ダノンBIOに使われているビフィズス菌「BE80」は生きたまま腸まで届きます。容器保存中だけでなく、胃酸や腸液の中でも強く、生存率が高いという特長があります。

また欧米では、ヨーグルトと書かれた商品は、必ずブルガリア菌とサーモフィラス菌で乳を発酵することが決められています。

ダノンBIOは大腸で働くビフィズス菌BE80だけでなく、小腸で働く乳酸菌の代表格ブルガリア菌2種とサーモフィラス菌、さらにラクトコッカス ラクチス菌も入っています。

オリゴ糖も加わって善玉菌が増える工夫もしています。

2.ダイエット効果の短鎖脂肪酸

じつはビフィズス菌はダイエットに効果があります。
ビフィズス菌は水溶性食物繊維などをエサに乳酸や短鎖脂肪酸の酢酸等を産生します。
この短鎖脂肪酸がダイエットに効果があります。

腸内で作り出されたタンサ脂肪酸は、体内に吸収されると、血流に乗って全身をめぐります。

脂肪細胞に到達したタンサ脂肪酸は、脂肪組織に栄養が取り込まれるのを防ぎ、脂肪の蓄積を抑えることで、体脂肪を減らします。

一般に、脂肪の吸収をおだやかにする抗肥満を訴求した菌や成分は、一緒にとった食事に含まれる脂肪の蓄積のみを抑制しますが、腸内で産生されるタンサ脂肪酸は食事と一緒にとらなくても体脂肪を減らすことができます。

引用:アンサーはタンサ。タンサ(短鎖)脂肪酸プロジェクト|江崎グリコ (glico.com)

ダノンBIO最強じゃないですか!

3.ヨーグルトメーカーの温度は何度がいいのか

ダノンBIO BE80は4つの分割パッケージになっているので75g*4個=300gで180円と、一般的なヨーグルトよりも割高です。これをヨーグルトメーカーで量産できたら最高ではないですか?

ではヨーグルトメーカーで作る際、温度設定は何度がいいのでしょうか。
いろいろな情報を集めてみました。

①ダノンへ聞いてみよう。

まず最初はダノンのホームページを見てみましょう。
長時間という記載はありましたが、具体的な温度の記載はありませんでした。

長きに渡る研究開発を重ねてダノンがこだわり抜いたのは、BE80菌を中心に、厳選した5種の菌を最適なバランスで増やし、しかも、おいしいヨーグルトとしてお届けする”長時間5種の菌増加発酵”という製法です。

ダノンビオは5種の菌が最適なバランスで増殖するのに適した温度や時間を選択し、
長時間かけて発酵させることで、なめらかでクリーミーなおいしさをもつヨーグルトに仕上がりました。

引用:ダノンビオについて|ダノンビオ (danone.co.jp)

続いてダノンのお客様相談に聞いてみましたが、「企業秘密」ということで回答いただけませんでした。。。

②一般的な菌の増殖温度は?

では、一般的に言われている乳酸菌の増殖温度は何度なのか調べてみました。30~50℃とかなり幅が広いです。

一般的な発酵乳に含まれる Streptococcus thermophilus、Lactobacillus delbrueckii subsp.bulgaricusなどの乳酸菌は約 30℃から 50℃前後までの温度で増殖する。

引用:一般社団法人全国発酵乳乳酸菌飲料協会発行:改訂版低温発酵乳の成分規格の培養温度に関する要望書

一方、ビフィズス菌については最適発育温度が37~41℃です。サーモフィラスやブルガリクスなどの乳酸菌よりも若干低めのようです。

最適発育温度 37~41°C,一般に最低発育温度は 25~28°C,最高発育温度は 43~46°C である.

③こんな記事を見つけた

いろいろと探したら、具体的な温度を記載している記事を見つけました。37℃っぽいです。

開発当初のBE80の課題は、商品化に向けた効率的な菌株の増殖でした。当時のヨーグルトは43℃の酸性の環境下で発酵させることが一般的でしたが、BE80にとって43℃は温かすぎて、増殖には向いていなかったのです。

そこで、ダノン社はBE80の効率的な増殖環境に関する研究に着手。数年にわたる研究の末、Streptococcus thermophilus菌と2種類のLactobacillus bulgaricus菌をBE80に混合させ、かつ発酵温度を低めの37℃に設定することで、BE80を効率的に増殖させることに成功しました。

ヨーグルトメーカーの自動設定の温度は42℃ 9時間ですので、これは乳酸菌を元にしているようです。一方、ビフィズス菌発育に最適な温度は37℃なので低めという事がわかります。

4.ヨーグルトメーカーで作ってみた

いよいよヨーグルトメーカーで作ってみましょう。

心配な点は3点です。
1.温度は37℃で大丈夫か?
2.時間は何時間必要か?
3.種菌の量は75g(1カップ)でいいのか?

まずは、種菌のダノンBIO 1カップを100ml取り除いた牛乳へ投入します。ヨーグルトメーカーの取説には1リットルの牛乳に対し、種菌分の牛乳100mlを取り除き、種菌100mlを投入するとあります。でもダノンBIOは1カップ75mlです。足りるでしょうか?

 

続いて、かき混ぜてヨーグルトメーカーにセットします。自動モードですと43℃ 9時間ですが、手動モードで37℃にします。また、時間も10時間とちょっと長めにしてみます。

 

途中の9時間でのぞいてみましたが、固まってました。でもそのまま10時間までまって出来上がったのがこちらです。普通にヨーグルトが完成していました。1カップ75gの種菌の量でも全く問題ありませんでした。

さて、ここで問題です。本当にBE80が増殖しているのでしょうか。それとも一般的な乳酸菌であるブルガリスク菌と、サーモフィラス菌だけが増殖しているのでしょうか。

これは正確に判断がしようがないのですが、明らかに言えることとして味が違うという事です。ブルガリスク菌とサーモフィラス菌のいわゆる一般的なヨーグルトを増殖したものよりも美味しいです。

実際、量産型ダノンBIOを1か月ほど続けてみましたが、通常のヨーグルトよりもあきらかに便通の回数が増えました。ある程度は増殖していると信じたいです。

また、ダノンBIOは一般的な400gのヨーグルトよりも賞味期限が長いです。4パックに分かれていますので、フレッシュな種菌を4回も使うことができます。

ヨーグルトメーカーで増殖して継続するにはコスパが最高なダノンBIO。長く続けてみればダイエットへの効果もわかると思います。

今回使用したヨーグルトメーカーはこちらです。あっというまに元が取れますのでおすすめです。

酸素に弱いビフィズス菌ということなので、どこまでビフィズス菌が増えているのかは判断のしようがありません。でも、そんなに酸素に弱いのであれば、パッケージを開封したらすぐに死んでしまうはずです。きっとBE80が増えていると信じています。。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました