おいしいと評判のオイコス レモン&レモンピール。これが量産できれば最高です。プレーンタイプのオイコスの量産には成功したので、レモン&レモンピールタイプも作ってみたい。もっともコスパよく、ボディメイクに邪魔な成分は入れないようにオイコス レモン&レモンピールを量産してみました。1個74円でできますよ。
オイコス レモン&レモンピールとは
オイコスとはダノン社から販売されているギリシャヨーグルトです。ギリシャヨーグルトとは水切りヨーグルトの事で、水切り製法を通じてヨーグルト内から乳清+水分を抜いたものを指します。
オイコス レモン&レモンピールは、2023年4月に発売されたレモン味のオイコスです。
オイコスにはプレーンタイプの他にフルーツタイプがあります。ストロベリーとブルーベリー、そしてレモン&レモンピール味の3種類です。
ストロベリーとブルーベリーはフルーツソースタイプで、カップの底にあるジャム状のソースを混ぜて味を均一にします。
一方、レモン&レモンピールはヨーグルトにブレンドした新しいタイプで一口目から最後までレモンの爽やかさとピールの食感を楽しめます。
オイコス レモン&レモンピールの成分と材料
まずはレモン&レモンピールの成分を見てみましょう。
容量 | 113ℊ |
エネルギー | 94kcal |
脂質 | 0g |
食塩相当量 | 0.1g |
たんぱく質 | 10.1g |
炭水化物 | 13.0g |
カルシウム | 120mg |
たんぱく質が10.1ℊでエネルギーが94Kkcalで炭水化物13.0ℊです。
同じたんぱく質10.1ℊのプレーン加糖タイプは、エネルギーが92kcalで炭水化物12.3ℊです。
一方、たんぱく質12ℊのプレーン無糖タイプは、エネルギーが71kcalで炭水化物5.2ℊです。
レモン&レモンピールの成分はプレーン加糖タイプに近いようです。
続いては材料です。
入っている成分は多い順に表示されています。つまり、1.乳製品、2.砂糖、3.レモンピール・果汁/増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)という順になります。
いろいろと入ってますが、プレーンヨーグルト(乳製品)に砂糖とレモンピール・レモン果汁を加え、とろみと酸味と香りをつけたという感じでしょうか。人工甘味料は入っていません。
オイコス レモン&レモンピールを作ってみました
オイコスのレモン&レモンピールをつくるにあたり、まずはプレーンタイプをつくります。オイコスプレーンはヨーグルトメーカーで量産できます。
①高たんぱく・脂肪ゼロの牛乳(加工乳)を用意する。
②オイコスプレーンを種菌にして、牛乳900mlに投入する。
③よく混ぜる。
④ヨーグルトメーカーの「自動メニュー」のスイッチON(42℃ 9時間)
⑤出来上がったものを、水切りヨーグルトにする。
量産方法の詳細はこちらです。
では作っていきます。
①上記の通りにヨーグルトメーカーつくったプレーンオイコスです。
オリジナルのレモン&レモンピールの中を見ますと、底にフルーツソースがあるわけではなく、全体的に味が混ぜ込まれています。これを再現します。
②レモン味にはミチョのレモン味を使います。900mlで約900円です。
ミチョの原材料は、主にフラクトオリゴ糖、果実酢(りんご果汁、ぶどう果汁)、レモン濃縮果汁です。人工甘味料も天然由来のステビア抽出物なので安心です。
写真のスプーン1杯は約2mlでした。これをヨーグルトメーカーで量産したプレーンのオイコスに4杯で8ml分入れます。調理用の小さじ1杯は5mlですので1杯半程度というところです。
③甘みにオリゴ糖を入れます。ミチョ自体にも甘みはあるのでお好み次第とはなりますが、オリジナルのオイコス レモン&レモンピールに近づけたい場合、味比べをして甘みを調整します。
④まぜたら完成です。オリジナルよりもなめらかになり、圧倒的に食べやすくなります。
ほぼ同じような味ができました。
小さじ1.5杯8mlで若干の酸味のあるオリジナルのレモン味に近くなります。お好みでカロリーに気をつけながらオリゴ糖で甘みを調節してください。
今回、レモンピールは手間なのと皮の農薬が気になるので諦めました。。
気になるカロリーと糖質は?
でも、ミチョはかなりカロリーが高そうです。
結論からいいますと気にすることはありません。
コップ1杯分50mlあたりのミチョの栄養成分表示です。
エネルギー | 80kcal |
たんぱく質 | 0.1g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 19.9g |
食塩相当量 | 0g |
今回投入したミチョ8ml分は12.8kcalになります。
プレーン無糖タイプはエネルギーが71kcalですので、71+12.8で88.8kcalです。
オリジナルのレモン&レモンピールと比較しましょう。
量産オイコス レモン&レモンピール エネルギー:88.8kcal
糖質も比較します。
ミチョ8ml分で約3.2ℊになります。プレーン無糖タイプは、炭水化物5.2ℊです。
量産オイコス レモン&レモンピール 炭水化物:3.2+5.2=8.4ℊ
むしろオリジナルよりも低カロリー、低糖質ということです。
ただし甘み調整用のオリゴ糖の量には注意してください。
コスト比較
続いてはコスト比較です。
オイコスのレモン&レモンピールはスーパーで買うと190円(税込み)くらいです。最安値はコストコで12個入で1250円くらいなので1個104円程度です。
量産オイコスレモン&レモンピールは74円でできます。
今回の量産オイコスレモン&レモンピールの内訳です。
①量産オイコスプレーン 61円
②ミチョ 1本900mlで900円くらい 8mlで8円
③オリゴ糖 5円くらい
もちろん、オリゴ糖ではなくオリジナルオイコスと同じように砂糖を使えば、より安くなります。でもここは腸活のためにオリゴ糖を使います。
74円。。
うーん。コンビニで買う事を考えたら半額以上ですが、めんどうな割にコストコで買うときと比べると30円くらいしか安くならない。。。
しかし、、以下メリットを考えたらお得かもです。
メリットとデメリット
ヨーグルトメーカーで作ることによるメリットです。
①余計なものがないっていない。
牛乳、ミチョ、オリゴ糖のみで作れます。オリジナルのオイコス レモン&レモンピールと、出来上がった量産オイコスを比べると、レモンピールは入っていませんがその分、皮に含まれる農薬の心配がありません。レモンピールに使っているレモンの原産国はわかりませんが、アメリカ産の場合、余計心配です。
また、オリジナルに入っている砂糖や増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、酸味料、香料、クエン酸カルシウムもとらなくて済みます。
②菌を機能性ヨーグルトに変えて健康度アップ。
種菌をオイコスにしなくてもいいです。オイコスは一般的にヨーグルトに多く使われている菌である2種類を使っています。
・ストレプトコッカス・サーモフィルス菌
・ラクトバチルス・ブルガリクス菌
種菌のヨーグルトを明治R1や小岩井乳業のイミューズに変えれば、免疫力をアップすることができます。
R1の量産については、こちらをご覧ください。
③低カロリー低糖質
オリジナルのレモン&レモンピールよりも、低カロリー・低糖質です。
また、オリジナルは砂糖を使っていますが、オリゴ糖にすることで菌を増やすことができます。機能性のある菌をオリゴ糖で増産できれば、腸活効果倍増です。
一方のデメリットです。
①レモンピールがない
「レモンピールのプチプチがたまらない」という方にとっては、物足りなくなります。
②ヨーグルトメーカーの費用
最初の投資では必要になります。4000円から5000円で買えます。結構値段が変わりますので、以下のリンク先で最新の最安値をチェックしてみてください。とはいえ1個あたり74円でできることを考えると、スーパーで買うのに比べて100円以上もお得です。毎日1個食べるとすると、1か月ちょっとで元が取れます。
ヨーグルトからギリシャヨーグルト化するのには、水切りをしないといけません。水切りヨーグルトをつくるには、キッチンペーパーがあれば特別な器具は必要ありません。雪印のホームページで水切りヨーグルトの作り方が出ていますのでご参照ください。
③手間がかかる
確かに作る手間はかかります。でも、寝る前にヨーグルトメーカーのスイッチをONすれば、翌朝には完成です。また水切りヨーグルトを作るのに、時間がかかりますがクイック水切りヨーグルトを使えば、1~2時間でできちゃいます。
クイック水切りヨーグルト ST-3001(1個)
実際に使った内容はこちらです。
水切りの際にできるホエイにも栄養成分はあります。もはや水切りにしなくてもいいのではとも思います。
まとめ
ヨーグルトメーカーでオイコス レモン&レモンピールは1個74円で作れます。さらに、R1やビヒダスなどを種菌に使い、ミチョで味付けすれば、健康にいい程よい甘みと酸味のオイコスができます。
ヨーグルトメーカーを買ってしまえば、続けなきゃいけない意識も働き、結果続けることもできます。ボディメイク、腸活に始めてみてはいかがでしょうか?
またオイコスには期間限定でアプリコット&ミカン味が出ています。ミチョのミカン味で同じくできるかもしれませんね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。