ヨーグルトは健康にいいイメージでしたが、「そうではない説」も世の中にはあるみたいです。なにやらカゼインというものが身体によくないみたい。でもカゼインっていったいなに？ヨーグルトを毎日食べてるけど大丈夫なのか気になったので調べてみました。ついでにヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトも作ってみました！
１．カゼインとは
ヨーグルト否定派の意見としてあげられるのは、「自分の腸に菌が合わない」とか「食べすぎると脂肪が多いので太る」などがありますが、そんな中、気になるのはカゼインというものの存在です。カゼインとは牛乳に含まれる乳タンパク質の80％をしめ、一般に乳固形分と呼ばれる成分の主要成分の一つです。
ヨーグルト否定派の意見としては、このカゼインを悪者にしています。カゼインは分解されにくいアミノ酸配列のようで、消化されにくいためそのままの状態で腸に入ると、腸の粘膜に傷をつけて炎症を起こします。そして、炎症が繰り返し起こることで、腸管を守っているバリアが破壊されて、入ってはいけない異物が体内に侵入して、アレルギー反応を起こします。これが悪いと言われる原因です。
一方、ヨーグルト肯定派の意見としてあるのは、「カゼインは人間が体内にもつ酵素によって十分にアミノ酸にまで分解でき、栄養として利用することができる」という説です。ヒトのタンパク質分解酵素はα型、β型どちらのカゼインも消化することができるので、消化が出来なくなるわけではなく、十二指腸や小腸へ進む中で、ゆっくりと確実に消化は進みます。
むしろ乳タンパクは他の食用に供される一般的なタンパク質に比べて、タンパク質を構成しているアミノ酸のバランスがヒトが必要とするアミノ酸のバランスに近く、実際に消化・吸収されてヒトの体内で利用される率も高いとのことです。
はて、どちらが正しいのかわからないですね。
２．豆乳ヨーグルトを作ってみました。
結局、この手のお話は必ずメリット、デメリットあります。私自身、20年以上ヨーグルトを毎日食べていますが、アレルギーは出ていません。むしろ腸の状態はいいし、アトピー気味だった肌もすっかり治っています。結局は個人の体質と食べる量の問題で、ヨーグルトに限ったことではないように思います。なんでも食べすぎたらアレルギー反応は出るでしょう。
とはいえ、やっぱりアレルギーは気になる。。でもヨーグルトのメリットを享受したい。。という方に豆乳ヨーグルトはいかがでしょうか。豆乳ヨーグルトであれば牛乳に含まれているカゼインは入っていません。
そこでヨーグルトメーカーで作れるのか試してみました。材料は成分無調整豆乳、明治R-1です。アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーで作ってみました。
豆乳はスジャータの「豆腐もできます 有機豆乳」です。スーパーで買ったら200円ちょっと。900ｍlなので、牛乳よりはちょっと少ないけど、この容器の形状がいいんです。豆乳は牛乳パックと形状が違うので、ヨーグルトメーカーに直接セットすることができませんが、これならOKです。
ネットでも買えます。2か月以上日持ちもします。これで豆乳のR-1ヨーグルトができるのであればコスパ高いですよ。
パックをがばっと開けて、R-1を全部いれてかき混ぜます。
温度設定は、自動メニューを使います。ちなみに自動は42度で９時間の設定と同じです。
使用したヨーグルトメーカーはこちらです。最安値は以下でチェックしてみてください。自動メニューもついていますし、飲むヨーグルトもできちゃいます。私のおススメです。
豆乳にR-1を入れてかき混ぜて自動メニューのスイッチＯＮ。とても簡単！
R-1の菌で作った豆乳ヨーグルトが9時間後に完成です。
水分が少なくてねっとりしてます。柔らかいできたて豆腐のようです。これが意外においしい。ちょっと酸味のある豆腐のような感じ。ちょっと想像を超えてきましたよ。
少々はちみつで甘みを加えたら、美味しいデザートの出来上がりです。シリアルを混ぜたり、フルーツを混ぜてもヘルシーでおいしいです。
家族にも好評でした。カゼインが気になる方や豆乳ヨーグルトの味が気になる方は、ぜひお試しを。まあ私の場合、牛乳のヨーグルトを食べていても、なんの問題もないのでこのまま食べ続けたいと思いました。。
ヨーグルトメーカーで、何を買えばいいかお悩みの方にはこちら。
