ヤクルトY1000とヤクルトの違いは?ヨーグルトメーカーでヤクルト菌ヨーグルトを作ってみました。

腸活

ヤクルトからヤクルトY1000という菌が最強の商品が売れているようです。ストレスを和らげたり、睡眠の質を向上させるといいますが、なにが違うのでしょうか。そして、この売れ切れ続出の高価なヤクルトをなんとか量産できないものでしょうか。といろいろと研究してみました。

1.Y1000と普通のヤクルトとヤクルト1000との違い

ヤクルトから「ヤクルトY1000」というヤクルト史上最高密度の「乳酸菌シロタ株」を含んでいるという商品が発売されました。
では通常のヤクルトや、すでに定期訪問販売で売られている「ヤクルト1000」と何が違いのでしょうか。

成分は全く同じですが一番の違いは菌の数です。

・ヤクルト       65ml   200憶個 40円
・ヤクルト1000  100ml 1000憶個 130円
・ヤクルトY1000  110ml 1100憶個 150円

その他の違いとしては、「容器の形」や「お店で買えるかどうか」があります。
ヤクルトY1000はヤクルトの販売員さんからしか買えなかったヤクルト1000を、コンビニやスーパーで買えるようにして、菌と量を増やして値段を上げたものです。

2.ヤクルトY1000はなにがいいのか?

ではヤクルトY1000は、なにがいのでしょうか。
①ストレスを和らげる
ストレスなんてどうやって測るのかと思いましたが、きっちりエビデンスをとっています。ストレスを感じた時に唾液中に分泌される「コルチゾール」というホルモンがあります。このコルチゾールの増加を抑える効果を確認できています。つまり、ストレスが抑えられているという事です。

②睡眠の質向上
睡眠の質向上の定義は「眠りの深さ、すっきりとした目覚め」ということのようです。
眠りには浅い状態の「レム睡眠」と、深い状態の「ノンレム睡眠」がありますが、より深いノンレム睡眠の時間が長ければ、すっきり目覚めることにもなります。
このンレム睡眠の時間が長くなったことが効果として確認できています。

しかし、なぜ腸に作用する菌がホルモン分泌や睡眠に影響するのでしょうか。
「脳腸相関」という言葉が注目されています。「脳腸相関」とは、生物にとって重要な器官である脳と腸がお互いに密接に影響を及ぼしあうことを示す言葉です。

確かにストレスを感じると、おなかが痛くなったりすることがあります。腸は「第二の脳」とも呼ばれる独自の神経ネットワークを持っているので、脳にも関係しているんでしょうね。

3.ヤクルト菌ヨーグルトの作り方

ヤクルト菌であるカゼイシロタ株を種菌にして、ヨーグルトを作ってみます。
菌がストレスや睡眠に作用しているのであれば、菌を増殖したものを作って食べたらいいはずです。普通のヤクルトやY1000を種菌にして、ヨーグルトメーカーで作れないものなのか。。

ヤクルトの作り方は、簡単に言うと粉ミルクをお湯に溶かし殺菌したものに、乳酸菌シロタ株を混ぜて発酵させ、そのあとにシロップなどを混ぜて味付けをします。

ヤクルトができるまで | 工場見学へいこう | 知る・楽しむ | ヤクルト本社 (yakult.co.jp)

ヤクルトのWebサイトですと、粉ミルクをお湯に溶かしたものを使うとありますが、どれくらいの濃度で作るのかは記載がありません。一般的に粉ミルクの成分は200mlあたりのたんぱく質が4g程度で作ります。これは通常の牛乳の200mlあたり6~7gという量よりも少ないです。

ヨーグルトが固まるには牛乳と同じ程度のたんぱく質の量が必要です。そのため、ヤクルトの製造工程では、たんぱく質を少なくしてドリンク状のものにしているのかもしれません。

逆に言えば、十分なたんぱく質を与えれば固まるのではないかと考えました。
固いヨーグルトを作るコツは以下に書いてます。ポイントは牛乳のたんぱく質の量です。

 

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(1)種菌を普通のヤクルトにした場合

①牛乳500mlにヤクルト(カゼイシロタ株200憶個)を1本投入します。
牛乳には200mlあたりたんぱく質10gの森永の高たんぱく質牛乳を使います。


②ヤクルトは37℃で製造されているらしいので37℃ 9時間でヨーグルトメーカーを設定します。

今回使用したヨーグルトメーカーはこちらです。

③9時間後に完成。でも液体のままでした。

④そこで追加で1本投入します。菌は200+200で400憶個です。さらに9時間まちます。

できあがりがこちら。もろもろな感じ。やわらかいヨーグルトです。カゼイシロタ株のヨーグルトです。500mlの牛乳にヤクルトが2本で130ml入ってますので、味はヨーグルト特有の酸味はなく、薄味のヤクルトです。

(2)種菌をヤクルトY1000にした場合

①今度はヤクルトY1000を投入してみます。1回目のヤクルト2本でカゼイシロタ株400憶個に対し、1100憶個です。2.5倍以上の菌のパワーでヨーグルトは固まるでしょうか?

②同じくヤクルトの製造工程と同じ37℃でやってみます。時間はとりあえず9時間で設定します。

③やっぱり9時間後、液体のままでした。

④さらに6時間まちます。できあがりはこちら。うーん。あまり1100憶個パワーを感じません。

ヤクルト2本(右)とヤクルトY1000(左)の見た目の比較です。実物は若干ヤクルト2本入りのほうが、オレンジ色ががってました。ただ、味は同じで薄味ヤクルトです。

はたして、出来上がったヨーグルトにカゼイシロタ株は何憶個入っているのか知る由もありません。ただ、発酵して固まりかけているので菌は増殖しているでしょう。

ちなみにヤクルトには「ソフール」という固形タイプのヨーグルトもありますが、こちらはカゼイシロタ株が10億個しかはいっておらず、クリームやゼラチンで固形状態を作っています。よってヤクルトヨーグルトと呼ぶには、かなり異なる成分になっています。
今回ヨーグルトメーカーで作ったヤクルト菌ヨーグルトは、おそらくですがソフールの10憶個よりは菌が増えているのではないかと思っています。

4.コスパ比較とメリット

コスパ比較です。仮にヤクルトY1000やヤクルトを種菌にして、種菌と同じ数だけ菌が増えると仮定します。

ヤクルトY1000を種菌にした場合
牛乳500ml 100円にY1000 110mlを入れますので容量は610mlになります。
Y1000の菌1100憶個で、500mlの牛乳に5000憶個の菌ができたとすると、610mlで6100憶個です。1本を100mlとすれば約6本分です。

Y1000は150円ですが、増産したものは1本分約42円でできます。42円でY1000ができます。

普通のヤクルト2本を種菌にした場合
牛乳500ml 100円にヤクルト65ml*2=130mlを入れますので容量は630mlになります。
ヤクルトの菌400憶個で、500mlの牛乳に約1600憶個の菌ができたとすると、630mlで2000憶個です。ヤクルト1本は65mlなので約10本分です。

ヤクルトは40円ですが、増産したものは約18円でできます。18円で普通のヤクルトができます。

しかし、、、やっぱり菌がどれだけ増えているのかがわからないので、なんともいいようがありません。増えていることは間違いないでしょうが、、、
心配な方はやっぱり、製品を購入した方がいいでしょう。

ではヨーグルトメーカーで作るメリットです。ヤクルトの原材料を見ますと以下が入っています。

原材料ぶどう糖果糖液糖(国内製造)、砂糖、脱脂粉乳/香料

「ブドウ糖果糖液糖」や「砂糖」が入っています。これはダイエットにはよろしくないですね。もしヨーグルトメーカーで牛乳から作れば、低脂肪で高たんぱくのヤクルト菌入りヨーグルトができます。

Y1000の1000憶個という菌ほどはないかもしれませんが、ヤクルト菌の効果を得られ、ボディメイクにもいいヨーグルトができるのはメリットではないでしょうか。

ヤクルト味がお好きな方は、ぜひお試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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