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ヨーグルトメーカーで「ダイエットにいいヨーグルト」を量産するのにいい種菌は何か?

腸活

ヨーグルトをヨーグルトメーカーで量産するときに、できれば腸活でダイエットに効果のある菌を使いたいところです。様々なヨーグルトがある中、何を選択すればいいのでしょうか?実際にやってみた結果も交え紹介いたします。

ダイエットにいい菌とは

ダイエットにいい菌とはどんなものなのでしょうか。ダイエットに関するTV番組で紹介された内容です。キーワードは短鎖脂肪酸です。

①日本テレビの「仰天ニュース」2023年8月8日放送

2023年8月8日に日本テレビの「仰天ニュース」にて、「大食いで太らない女子の巨大胃袋を調査&太る体質変わる?カカオ?」という内容が放送されました。

64kgの女性が1年間で44kgと、20kgのダイエットに成功したというものです。ここで注目すべきは、その後リバウンドせず、とくにダイエットせず、それどころか大食いをしても44kgをキープしているということです。

これはなぜなのか。慶應義塾大学 先端生命科学研究所の福田真嗣特任教授が解説してくれました。

①彼女の腸内細菌はロゼブリアやブラウディアが多い。ブラウディアは通常の1.5倍あった。
②これらの菌は短鎖脂肪酸を作る。
③カカオを食べるとブラウディアが増え、短鎖脂肪酸が増える。
④カカオを1年間食べ続けた結果、短鎖脂肪酸の多い腸内環境へ変わったのかもしれない。

ココアパウダーの原料であるカカオには食物繊維が豊富で糖や脂質を伴って排泄させるため、それらの吸収を緩やかにする効果があります。しかしカカオの直接的な効果だけでなく、短鎖脂肪酸が増える腸内環境に変わってしまった結果、太りにくい体質に変化したのかもという事でした。

 

②日本テレビの「カズレーザーと学ぶ」24年6月11日放送

「カズレーザーと学ぶ」24年6月11日の放送分で、「やせ菌・デブ菌の新常識!日本人の大多数の人が持つ新やせ菌の増やし方」で最新の研究成果が紹介されました。

日本人の90%が持っているやせ菌「ブラウティア」。日本人が1人でもつ腸内細菌の3%がブラウディアとなります。ブラウティアには他のやせ菌にはない2つの特殊能力があります。

ブラウティアは短鎖脂肪酸を増やします。短鎖脂肪酸はやせ菌が作る代謝物です。
短鎖脂肪酸のダイエット効果として、
(1)満腹感の促進・食欲の抑制→食べ過ぎを防ぎます。
(2)血糖値の急上昇を抑える→糖が最終的に脂にかわるのを抑え肥満防止に。

この短鎖脂肪酸ですが、ビフィズス菌も作り出します。ビフィズス菌はブラウティアと同じように糖を短鎖脂肪酸に変化させる「やせ菌効果」があるのです。

ヨーグルトを摂るならば短鎖脂肪酸を作り出すビフィズス菌のヨーグルトがいい、ということになります。

 

ビフィズス菌ヨーグルトの種類

ではビフィズス菌入りのヨーグルトはどんなものがあるのでしょうか。ダイエットにいいという条件として、「脂肪ゼロ」「プレーン」というものを集めてみました。

それぞれ入っているビフィズス菌の量もまとめてみました。そもそも「トクホ」になっている商品は、菌の個数を公表しなければなりません。しかしながら、トクホでない商品は表示義務がありません。脂肪タイプゼロのタイプはトクホになっていることが少ないため、公表がメーカーによってまちまちという結果が出ました。

トクホになっている商品は、菌の数がわかりますので参考までに記載しています。

商品名 菌の種類 ビフィズス菌数
(100mlor1個当たり)
森永ビヒダス 脂肪0
ビフィズス菌BB530 非公表。乳酸菌と合わせて16億個。ただし脂肪ありタイプは20億個
メイトーLKM
ヨーグルト

ビフィズス菌LKM512 10億個
小岩井 生乳だけで作った脂肪0(ゼロ)ヨーグルト
ビフィズス菌
Bb-12
非公表。ただし脂肪ありタイプは40億個
ダノンBIO 脂肪0
プレーン・砂糖不使用

ビフィズス菌BE80 非公表
ナチュレ恵プレーン
ヨーグルト脂肪0

ビフィズス菌
SP株
非公表ただし同じ製法の脂肪ありタイプは10億個
BifiXヨーグルト
ほんのり甘い脂肪ゼロ

ビフィズス菌BifiX 100億個
恵 megumi ビフィズス菌SP株ヨーグルト
ビフィズス菌SP株 非公表
ヤクルトミルミル
ビフィズス菌 BY株 120億個

100mlあたりのビフィズス菌が圧倒的に多いのが、ヤクルトミルミルの120億個。次にグリコBifixの100億個となりました。

おススメの種菌ビフィズス菌ヨーグルト

おススメの種菌ヨーグルトはダノンBIO 脂肪0 プレーン・砂糖不使用です。
なぜならば、ビフィズス菌は胃酸や酸素に弱いので、できるだけ増殖しやすく生きて腸に届けやすそうなものを選びました。

【理由1】生きて腸まで届く

パッケージにもある通り、「胃酸に強い」のが特徴です。こちらも大腸へ活きたビフィズス菌を届けられる点が優位です。

【理由2】小分けのパッケージにて、酸素から守られている

ビフィズス菌は「酸素に弱い」のが欠点です。ダノンBIOは個包装で4分割になっていますので、食べるたびに生きた菌を摂りこむことができます。

他の商品は400ml入りがほとんどで、一度に食べるには多すぎます。かといって開封したものをとっておくと、ビフィズス菌は弱まってしまいます。一見、コスパが悪いようですがフレッシュな「ビフィズス菌」を4回も使えるので、種菌として使うには最もコスパがいいのではないでしょうか。

 

ビフィズス菌ヨーグルトを量産してみた

ではヨーグルトメーカーで量産してみましょう。たいていのヨーグルトメーカーは「自動ボタン」がついています。アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーですと、

いろいろと探したら、具体的な温度を記載している記事を見つけました。37℃っぽいです。

開発当初のBE80の課題は、商品化に向けた効率的な菌株の増殖でした。当時のヨーグルトは43℃の酸性の環境下で発酵させることが一般的でしたが、BE80にとって43℃は温かすぎて、増殖には向いていなかったのです。

そこで、ダノン社はBE80の効率的な増殖環境に関する研究に着手。数年にわたる研究の末、Streptococcus thermophilus菌と2種類のLactobacillus bulgaricus菌をBE80に混合させ、かつ発酵温度を低めの37℃に設定することで、BE80を効率的に増殖させることに成功しました。

ヨーグルトメーカーの自動設定の温度は42℃ 9時間ですので、これは乳酸菌を元にしているようです。一方、ビフィズス菌発育に最適な温度は37℃なので低めという事がわかります。

いよいよヨーグルトメーカーで作ってみましょう。

心配な点は3点です。
1.温度は37℃で大丈夫か?
2.時間は何時間必要か?
3.種菌の量は75g(1カップ)でいいのか?

まずは、種菌のダノンBIO 1カップを100ml取り除いた牛乳へ投入します。ヨーグルトメーカーの取説には1リットルの牛乳に対し、種菌分の牛乳100mlを取り除き、種菌100mlを投入するとあります。でもダノンBIOは1カップ75mlです。足りるでしょうか?

 

続いて、かき混ぜてヨーグルトメーカーにセットします。自動モードですと43℃ 9時間ですが、手動モードで37℃にします。また、時間も10時間とちょっと長めにしてみます。

 

途中の9時間でのぞいてみましたが、固まってました。でもそのまま10時間までまって出来上がったのがこちらです。普通にヨーグルトが完成していました。1カップ75gの種菌の量でも全く問題ありませんでした。

ただし冬の場合は気温が低いためか出来上がりが緩いです。12時間まで伸ばした方がいいです。
「出来が緩いな」とおもってオートモード42℃9時間にすると、カチカチのヨーグルトができますが、それはビフィズス菌ではなく乳酸菌ヨーグルトになっているはずです。

さて、ここで問題です。本当にBE80が増殖しているのでしょうか。それとも一般的な乳酸菌であるブルガリスク菌と、サーモフィラス菌だけが増殖しているのでしょうか。

これは正確に判断がしようがないのですが、明らかに言えることとして味が違うという事です。ブルガリスク菌とサーモフィラス菌のいわゆる一般的なヨーグルトを増殖したものよりも美味しいです。

実際、量産型ダノンBIOを1か月ほど続けてみましたが、通常のヨーグルトよりもあきらかに便通の回数が増えました。ある程度は増殖していると信じたいです。

ヨーグルトメーカーで増殖して継続するにはコスパが最高なダノンBIO。長く続けてみればダイエットへの効果もわかると思います。

今回使用したヨーグルトメーカーはこちらです。あっというまに元が取れますのでおすすめです。

酸素に弱いビフィズス菌ということなので、どこまでビフィズス菌が増えているのかは判断のしようがありません。でも、そんなに酸素に弱いのであれば、パッケージを開封したらすぐに死んでしまうはずです。きっとBE80が増えていると信じています。。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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