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「森永ビヒダス便通改善」はヨーグルトメーカーでは量産できないので、それ以外で量産しました。

腸活

ボディメイクをしようとタンパク質を多くとると、おならがよく出たり匂いがきつくなったりします。これは腸内の悪玉菌が増えているせいです。でも毎日ヨーグルトを食べても改善しないこともあります。どうしたら改善するのだろうか。そんなとき、「森永ビヒダス 便通改善」というヨーグルトを見つけました。これ、普通のヨーグルトとなにが違うの?ほんとに効果があるの?ということで、色々調べて量産してみました。

1.おならが出て困った

わたくし、健康な体を維持するために筋トレをしています。また年齢を経るとどうしてもたんぱく質不足になるという事もあり、プロテインも飲んでいます。その影響か、以前よりもおならの出る回数が増えたように思います。

そもそも、なぜたくさんおならが出るのかといえば、腸内の悪玉菌が増え、腸内環境のバランスが崩れているからみたいです。腸内環境が悪いと栄養の吸収も悪くなり便秘になったり、免疫力が低下したりします。

これ、原因は「たんぱく質のとりすぎかも」程度に思っていましたが、それだけではないことに気が付きました。それは森永ビヒダスを食べた時は、比較的おならがでないということです。

そんな時、森永ビヒダスに便通改善を効果としてうたうものを見つけました。ビヒダスといえばビフィズス菌です。やっぱり、乳酸菌よりもビフィズス菌に効果があるに違いない。ヨーグルトによって菌が違う事はわかっていましたが、乳酸菌とビフィズス菌では効果にどんな差があるのでしょうか、調べてみました。

2.ビフィズス菌の働き

乳酸菌とビフィズス菌の違いを調べてみました。
乳酸菌は体内に入ると主に小腸に棲み、腸内環境を整える働きをします。一方、ビフィズス菌は大腸に棲み、大腸の環境を整えてくれます。おならに影響がある大腸に作用するのは乳酸菌ではなく、ビフィズス菌なのです。大腸内に棲むビフィズス菌と乳酸菌の数は、99.9:0.1と言われるほどビフィズス菌が圧倒的に多数ということです。

また、乳酸菌が「乳酸」をつくりだすのに対し、ビフィズス菌は「乳酸」と「酢酸」をつくりだします。この「酢酸」が強い殺菌作用で悪玉菌をやっつけてくれます。

以下は、ビフィズス菌が乳酸菌よりも腸内環境に効果のあったという実証データです。

便秘気味の女性39名にビフィズス菌BB536入りヨーグルトを1日100g(BB536は20億個以上)2週間食べてもらいました。その結果、
・(1)ビフィズス菌の割合が増えた
・(2)排便回数が増加した
・(3)有害物質であるアンモニア濃度が低下したこれらの作用は普通の乳酸菌で作ったヨーグルトよりも高い効果が示されています。
このような効果は、複数の臨床試験により実証されており、ビフィズス菌BB536入りヨーグルトや乳酸菌飲料は特定保健用食品として認められているものがあります。【ヨーグルト摂取による整腸作用の違い】
引用:ビフィズス菌BB536について|森永ビヒダスヨーグルトBB536|森永乳業 (bifidus.jp)

腸内のビフィズス菌は年齢と共に減少していきます。そして代わりに、健康に悪影響を及ぼすさまざまな悪玉菌が増えてしまいます。

乳酸菌よりも大腸で働く効果の高いビフィズス菌。ヨーグルトは腸内環境の改善にいいといっても、ビフィズス菌の方が効果が高いように思えてきました。

3.ビヒダス 便通改善とは

では森永の「ビヒダス 便通改善」とはどんなものなのでしょうか。その名の通り便通改善を特徴としたヨーグルトでドリンクヨーグルトタイプと、固形のヨーグルトタイプがあります。どちらも種類別で発酵乳にあたり、パッケージには「便秘気味の方の便通改善」「大腸の腸内環境を改善」と記載があります。味はほんのり甘く、ビヒダスのような酸味は感じられません。

 

どちらも「機能性表示食品」になっていて、消費者庁への届出表示は「本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536には、大腸の腸内環境を改善し、便秘気味の方の便通を改善する機能が報告されています」としているようです。

では「ビヒダス 便通改善」は普通のビヒダスと何が違うのでしょうか。森永のお客様相談に聞いてみました。

「ビヒダス 便通改善」は、いままでのビヒダスと何が違いますか?

森永の発見したミルクオリゴ糖が入っています。

普通のビヒダスにオリゴ糖を入れたら同じですか?

大きくは変わりません。便通には個人差がありますので、

はちみつやオリゴ糖を入れたほうがいいというお客様もいらっしゃいます。

確かにパッケージに「ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)4.0g」と記載があります。

ここで気が付いた点があります。「機能性関与成分:ビフィズス菌 BB536 20億個」との記載もあります。もしかしたら「ビヒダス 便通改善」は、通常のビヒダスより菌の数が多いのでは?と思い、冷蔵庫にあった「ビヒダス 脂肪ゼロ」のパッケージを見てみました。

菌の数がどこにも書いていない!ということで、再度、森永のお客様相談に聞いてみました。

「ビヒダス 便通改善」はビフィズス菌の数が普通のビヒダスより多いのですか?

いいえ。一般の400mlタイプのビヒダスと同じ菌数です。

今までのビヒダスにも20億個と表示されています。

では、なぜ「ビヒダス 脂肪ゼロ」には菌数が書いていないのですか?

トクホと機能性表示食品には規定があり、菌数表示はどちらかでないと表示できないからです。脂肪ゼロはトクホでも機能性表示食品でもありません。そのため表示はしていませんが、同じ菌数に近いです。

整理すると以下です。

・普通のビヒダス トクホであり菌数表示可能 20億個
・ビヒダス 便通改善 機能性表示食品であり菌数表示可能 20億個
・ビヒダス 脂肪ゼロ どちらでもないので菌数表示できない。でも20億個相当

つまり、菌数に違いはないという事です。他に違いがないのであれば、ビフィズス菌BB536を種菌にして、あとからオリゴ糖を加えれば量産できるはず、、と思ってしまいました。とはいえ、ビヒダス 便通改善を種菌にして、ヨーグルトメーカーで量産してみます。

4.試してみた

では、作ってみましょう。今回はドリンクタイプを種菌にして作ってみました。

①まず、たんぱく質の多い牛乳を用意します。おススメは森永の「おいしい高たんぱく脂肪ゼロ」です。牛乳ではなく加工乳ですが200mlあたり10gのたんぱく質が入っていて、さらに脂肪ゼロという優れものです。

②この美味しいたんぱく牛乳を、種菌を入れる分だけ減らします。種菌1にたいし牛乳9の割合なので、牛乳を100ml減らし、種菌の森永「ビヒダス 便通改善」を1本100mlを投入します。

菜箸でかき混ぜて、ヨーグルトメーカーにセットします。温度は42℃、時間は9時間です。

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーで「自動」スイッチを押せばOKです。

 

9時間後に完成です。種菌がドリンクタイプでも完全にヨーグルトが出来上がっています。味は程よく酸味のあるビヒダスプレーンタイプです。

 

「ビヒダス 便通改善」はミルクオリゴ糖が4ml入っていますので、かわりにオリゴ糖を入れます。オリゴ糖4mlは、スプーンでいうと半分くらいです。このビフィズス菌の餌であるオリゴ糖を入れるか入れないかが、「便通改善」に大きく関係するはず。

100mlのヨーグルトは、これくらい。4ml程度のオリゴ糖では、あまり甘みを感じませんね。

しかし、これビフィズス菌が増えてできあがったヨーグルトではないんです。

ビフィズス菌は酸素に弱いため、家庭のヨーグルトメーカーでは量産できません。。。
なので、普通のビヒダスにオリゴ糖を入れることでしか量産できないのです。

100g133円(税別)の「ビヒダス 便通改善」を買うよりは、通常のビヒダス400gタイプ220円(税別)にオリゴ糖を入れたほうが量産はできると言えるのではないでしょうか。

その後、ビフィズス菌を増殖できそうな温度を見つけました。↓できてるような気がしてます。。

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5.まとめ

「ビヒダス 便通改善」は個人差もありますが、便通やおならに効果のある可能性は高いです。

継続して食べることで効果が持続します。その場合、ヨーグルトメーカーで量産できないので、
400mlのビヒダスを購入し、オリゴ糖を加えて量産する方がいいでしょう。
その際には、以下のメリットがあります。
①コスパがいい
②人口甘味料のスクラロースをとらなくていい
③脂肪ゼロ

ビフィズス菌についてはヨーグルトメーカーで量産はできませんが、乳酸菌のヨーグルトは可能です。おすすめのヨーグルトメーカーは以下です。以下で最安値がチェックできますので、確認してみてください。

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