温度にコツあり。カゴメ ラブレをヨーグルトメーカーで量産してみた。

腸活

植物性乳酸菌を使用しているカゴメのラブレ。ヨーグルトメーカーで増産できたらコスパよさそう。でも、植物性乳酸菌は難しそうだし、いまいち調べてみても最適な温度設定がわからない。ましてや、ドリンクタイプから牛乳でヨーグルトを作ることができるのか。他のヨーグルト同様に愛用のアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーで試したら、できちゃいました。

1.カゴメのラブレのいいところ

ラブレのいいところの1つ目は「強い乳酸菌」です。
乳酸菌には大きく分けて、「動物性乳酸菌」と「植物性乳酸菌」の2つの種類があります。「動物性乳酸菌」は栄養分が豊かな環境で育つおぼっちゃまな菌ですが、ラブレのような「植物性乳酸菌」は塩分や酸分などが多い過酷な環境下で生きぬくたくましい菌です。そのため、胃酸などの消化液にも負けず腸まで生きて届きますので、健康にとって力強い働きが期待できます。

2つ目は「免疫力」の向上です。
がんや肝炎の治療薬として有名なインターフェロンは、ウイルスなどの感染から体を守る働きをします。もともと人間の体内で自己産生され、感染から体を守ってくれるものです。
ラブレ菌は体内とりこまれると、インターフェロンの一種であるインターフェロンαを生み出す力を強くします。さらに、インターフェロンαは感染症やがんから体を守ってくれる免疫細胞の一種であるNK細胞を活性化します。

こんな植物乳酸菌のラブレを増産できれば、コスパよくて最高です。

2.ヨーグルト化できるのかの疑問

では、こんな「植物性乳酸菌」のラブレを動物性食品の牛乳からヨーグルト化できるのでしょうか。

疑問①カゴメラブレの成分

疑問の一つ目です。
まず、カゴメのラブレは「ヨーグルト」という種別ではなく、「乳酸菌飲料」であるということです。成分表示を見ても一番多い材料は「りんご果汁」です。ヨーグルトではなく、乳酸菌の入ったジュースなのです。菌が少ないのではないかという心配があります。

ラブレの成分
りんご果汁(りんご(輸入))、乳製品、大豆、ライム果汁、しょうが汁/安定剤(ペクチン)、香料、酸味料、(一部に乳成分・大豆・りんごを含む)

疑問②植物性乳酸菌

疑問の2つ目です。
動物性乳酸菌の主な「エサ」は、「乳」に含まれる乳糖ですが、植物性乳酸菌は、「野菜や大豆、米」などに含まれるブドウ糖、果糖、ショ糖、麦芽糖などを「エサ」にします。植物性乳酸菌のラブレ菌が豆乳ならまだしも、牛乳を「エサ」にして増殖できるのでしょうか。

3.作ってみたけど失敗

今回のヨーグルトメーカーでの増産は、リンゴ味のする乳酸菌飲料を増やすのではなく、あくまでも植物性のラブレ乳酸菌のヨーグルトを作ることです。

では、1回目のチャレンジです。
ラブレ1本80mlを500mlの牛乳に投入しました。通常のヨーグルトづくりでは、種菌ヨーグルト100mlを牛乳900mlに入れます。でも、ラブレは80mlしかありませんし、乳酸菌飲料のため菌が薄そうです。どちらかといえば、リンゴドリンクの味です。そのため、通常時が1:9なのに対し菌の比率をあげるため、だいたい種菌1:牛乳6にしてみました。

1回目の結果
通常のヨーグルトメーカーと同じ42℃ 9時間で失敗です。完全なる液体です。

18時間後の結果
またも失敗です。時間をそのまま18時間まで延長しましたが、変化がありませんでした。できあがりはラブレ風味の牛乳です。ラブレの牛乳割という感じでしょうか。そのままですね。
でも、味は美味しいです。

2回目の結果
今度は温度を42℃→36℃に変えて最初から作り直しました。比率は種菌ラブレ1に牛乳7で12時間。またも失敗でした。液体のままです。

4.今度は成功

次は成功事例です。
2回目の失敗でできた36℃ 種菌ラブレ1牛乳7で12時間経過したものを、そのまま16時間まで延長しました。すると、、ゆるゆるですが固まりました。味はほんのりラブレ味のヨーグルトです。これは菌がうまく増殖したに違いないと考えました。

左側が森永ビヒダスを種菌にヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトです。右がラブレヨーグルト。まだまだゆるい感じです。

 

どうやら36℃であれば、ヨーグルトができそうという事がわかりました。あとは、固いヨーグルトを作るのに必要な牛乳です。それはたんぱく質が多い牛乳を使う事です。
以下の記事で脂肪分は0gでも、たんぱく質が多ければ作れるという記事で理由を紹介しています。

ヨーグルトメーカーと低脂肪乳でヨーグルトを作るためのポイント
アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトを毎日食べています。でも牛乳で作っているので余計な脂肪をとっているかも、、と気になってます。では低脂肪乳でつくればいいのではないか。低脂肪乳でヨーグルトができるのか検証してみました。 ...

たんぱく質が足りないのではないか、という仮説で今度は成功したラブレヨーグルトを種菌1で、たんぱく質が多い牛乳9でやってみました。1回目に成功したのと同じ温度設定は36℃、16時間設定です。再び見事に成功です。

プリプリのヨーグルトができました。ふと見てみたら15時間で完成していました。もしかしたら、もっと早い時間でできていたかもしれません。とりあえず完成形です。味は、もはやラブレの風味はしません。程よい酸味のプレーンヨーグルトという感じです。

 

では、もっと早い時間だったらできなかったのか、ということでこのプリプリヨーグルトを種菌1、牛乳9にして36℃ 9時間で作ってみました。またも成功。ちょっとゆるいですが見事にヨーグルトです。9時間以上でヨーグルト化はしそうです。

 

ヨーグルトメーカーを買うのであれば、細かな温度設定や時間設定ができるものがいいです。アイリスオーヤマIYM-013がであれば、ドリンクタイプやカスピ海ヨーグルトモードもあり、楽天でも売り上げ1位で絶対おススメです。以下で最安値がチェックできますので、確認してみてください。

 

5.まとめ

まとめです。ラブレは植物性乳酸菌の乳酸菌飲料ですが、ヨーグルトメーカーを使って牛乳でヨーグルトをつくることができます。

1.種菌ラブレ1をそのまま牛乳6に入れたら、通常ヨーグルトをヨーグルトメーカーで増産する42℃設定では、18時間たってもできません。

2.種菌ラブレ1を牛乳7 36℃で16時間たってようやくゆるゆるのラブレヨーグルトができます。

3.そのゆるゆるのできあがったラブレヨーグルトを種菌1として牛乳9に入れて、36℃で15時間でプリプリのヨーグルトが完成します。

4.さらに、完成したプリプリのラブレヨーグルトを種菌にし、1:9で36℃ 9時間でもゆるゆるのヨーグルトはできます。つまり、上記2と3の二段階でプリプリヨーグルトは可能です。

植物性乳酸菌のラブレのヨーグルト。市販されていない幻のヨーグルトです。ちょっと面倒ですが、一度お試ししてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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