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どん兵衛東西南北の成分と味を比較してみました。

ダイエット

どん兵衛から東西南北で味の違う4種類のタイプが発売されました。これは味比べをしなければ!
でも原材料、栄養成分はどれだけ違うのだろうか?どうせ食べるならボディメイクにいいのはどれなの?
実際に食べて比較してみました。

栄養成分比較

まずは栄養成分の違いからです。

製品名
西
エネルギー 421kcal 413kcal 422kcal 428kcal
(めん・かやく) 398kcal 382kcal 384kcal 395kcal
(スープ) 23kcal 31kcal 38kcal 33kcal
たんぱく質 9.9g 9.1g 9.5g 9.9g
脂質 17.4g 17.1g 16.3g 18.6g
炭水化物 56.1g 55.7g 59.4g 55.2g
食塩相当量 5.0g 5.2g 4.7g 5.3g
(めん・かやく) 1.7g 1.6g 1.9g 2.1g
(スープ) 3.3g 3.6g 2.8g 3.2g
ビタミンB1 0.20mg 0.19g 0.15mg 0.17mg
ビタミンB2 0.22mg 0.18mg 0.21mg 0.23mg
カルシウム 203mg 214mg 203mg 198mg

低カロリーNO.1「西」です
スープのカロリーは低くないですが、「めん・かやく」のカロリーが低いのでトータルで一番低くなっています。スープを飲まなければさらにローカロリーになります。

高たんぱくNO.1「東」と「北」です。
東と北はどちらも「たんぱく質」が多いです。共通点としては「めん・かやく」のカロリーが高いこと。「めん・かやく」にたんぱく質があると思われます。
  

低脂質NO.1「南」です。
スープのカロリーが一番低いのに、脂質が最も低いです。油分の少ないあっさりスープという事ではないでしょうか。

低炭水化物NO.1「北」です。
北は低糖質、高たんぱくです。でも、脂質が多いのでトータルカロリーは一番高いです。要注意です。

低塩分NO.1「南」です。
これは予想通り南でした。独特のだしを利かせているので塩分が少ないように思います。反対に一番多いのは、これも予想通りで北でした。

高たんぱく15gのどん兵衛PROについては、以下をご参照ください。

どん兵衛PROはダイエットにいいのか?どん兵衛・カップヌードルPROと栄養成分を比較してみた。
どん兵衛からたんぱく質15gのPRO(プロ)タイプが発売されました。高たんぱく・低糖質の食品ですが、PFCバランスや塩分などダイエットに適しているのかを調べてみました。また、普通のどん兵衛やカップヌードルPROと比較して、栄養面で買うべきな...

 

 

材料比較

東西南北ともに麺の材料は共通です。めんは国内製造ですが、国産の小麦粉を使っているのかはわかりません。おそらく国内で製粉されたものでしょう。

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、こんぶエキス、大豆食物繊維、糖類)、かやく(味付油揚げ、かまぼこ)、

かやくはご存じ油揚げとかまぼこです。かまぼこは東西南北いずれにも3枚入っています。

スープにも東西南北ともに共通する材料と、そうでない材料が使われています。
以下が共通する材料です。話題のベニコウジも入ってたりします。

加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(アラビアガム)、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、カラメル色素、香料、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、パプリカ色素、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・ゼラチンを含む)
共通でない材料によって、東西南北それぞれの味が出されます。

味比較

では味を比較します。それぞれのパッケージには、だしの素になる材料とキャッチコピーの記載があります。

めんは同じで、それぞれのスープで味のオリジナリティを出しています。オリジナリティを強調すべくスープのパッケージも異なります。ちなみに東と西だけ七味が別パッケージで付属しています。

スープを開けてみました。それぞれ色が異なっています。今回、味を比べないとわからないと思ったので一度に作ってみました。1人では食べきれないので、家族の協力をもらってます。

では「東」から食べていきます。

「東」は「本鰹*宗田節」のだしで、「鰹だしを重ねたコクとうまみ」というのが特徴です。「宗田節」は鰹節より濃厚でこくのある風味があります。

材料を見てみますと、たしかに「そうだかつお」と「かつお」が使われています。その他「にぼし」や「かつおぶし調味料」も入っています。

スープ(食塩、糖類、魚粉(そうだかつお、にぼし、かつお)、粉末しょうゆ、かつおぶし調味料、デキストリン、七味唐辛子、ねぎ)
酸味料
スープの色は濃いめです。いつも食べてるどん兵衛です。これだけ食べると気が付かないですが、他と比べると塩分濃いめかな。「本鰹*宗田節」って結局はカツオなんですよね。鰹味と思えばシンプルにおいしいです。

続いては「西」です。
「西」は「昆布*本鰹」のだしで、「昆布の奥深いだしの旨み」というのが特徴です。成分表示は入っている材料の多い順に記載されます。これを見ますと昆布は最後から2番目に「こんぶ粉末」と最後に「こんぶ調味料」が記載されているので、あまり多くはないのかもしれません。

スープ(食塩、魚介調味料、粉末しょうゆ、魚粉(かつお、さば、いわし)、七味唐辛子、ねぎ、糖類、こんぶ粉末、こんぶ調味料
チャ抽出物、

チャ抽出物とは、茶葉から抽出された成分のことで、天然の酸化防止剤として注目されています。チャには、ポリフェノールやカテキンなどの成分が含まれており、これらが酸化を防ぐ効果があるとされています。

見た目の色は薄いです。味も醤油というよりも関西風の出汁のきいたお味。鰹だけの東よりも味に「ダシ感」強いように思います。でも塩分は5.2gと北に次いで2番目に多いんです。しょっぱいと思われた東よりも多い!ここは要注意です。

「南」は「焼あご*サバ節」のだしで、「焼あごだしの上品な香り」というのが特徴です。
スープ(食塩、糖類、かつおぶし調味料、粉末しょうゆ、魚粉(さば、いわし)、ねぎ、焼あご調味料、酵母エキス、こんぶ粉末、しいたけ調味料)
チャ抽出物
「焼あご*サバ節」といってますが、実際はかつお節や、いわし、こんぶ粉末、しいたけ調味料まで入ってます。複雑にブレンドされていて、いつものどん兵衛とは全く違う味です。
最後は「北」です。
「北」は「利尻昆布*鰹節」のだしで、「利尻昆布のやさしい甘み」というのが特徴です。
スープ(食塩、粉末しょうゆ、糖類、かつおぶし調味料、たん白加水分解物、魚粉、こんぶ粉末、ねぎ、香辛料)

かつおぶし調味料とこんぶ粉末で味付けをしているのですが、他と比べると明らかに塩気が強いです。実際、入っている塩分も5.3gと一番多いです。

他のお湯の目安量が410mlなのに「北」だけ390mlです。塩の量だけでなく、お湯が少ないことでさらに塩分の濃さを感じます。もはや辛い感じです。

食べ比べると明らかに違う4種類でした。濃いめの味が好きなのか、いつもと変わったものを求めるのか、味は好みですね。

どれか1つ食べるなら

もしどれか1つだけ食べるならば、ですが「南」がいいのではないでしょうか。

・いつものどん兵衛とは違う、独特な味を楽しめる。
・食塩・脂質が最も少ない。
・酸化防止剤が天然物のチャ抽出物。

とはいえ、食べ比べないと違いは分かりにくいかも。ぜひ一度4種類をお試しあれ。

日清どん兵衛 東西南北 食べ比べ

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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