どん兵衛から東西南北で味の違う4種類のタイプが発売されました。これは味比べをしなければ!
でも原材料、栄養成分はどれだけ違うのだろうか?どうせ食べるならボディメイクにいいのはどれなの?
実際に食べて比較してみました。
栄養成分比較
まずは栄養成分の違いからです。
低脂質NO.1「南」です。
スープのカロリーが一番低いのに、脂質が最も低いです。油分の少ないあっさりスープという事ではないでしょうか。
低炭水化物NO.1「北」です。
北は低糖質、高たんぱくです。でも、脂質が多いのでトータルカロリーは一番高いです。要注意です。
低塩分NO.1「南」です。
これは予想通り南でした。独特のだしを利かせているので塩分が少ないように思います。反対に一番多いのは、これも予想通りで北でした。
材料比較
東西南北ともに麺の材料は共通です。めんは国内製造ですが、国産の小麦粉を使っているのかはわかりません。おそらく国内で製粉されたものでしょう。
かやくはご存じ油揚げとかまぼこです。かまぼこは東西南北いずれにも3枚入っています。
スープにも東西南北ともに共通する材料と、そうでない材料が使われています。
以下が共通する材料です。話題のベニコウジも入ってたりします。
味比較
では味を比較します。それぞれのパッケージには、だしの素になる材料とキャッチコピーの記載があります。
めんは同じで、それぞれのスープで味のオリジナリティを出しています。オリジナリティを強調すべくスープのパッケージも異なります。ちなみに東と西だけ七味が別パッケージで付属しています。
スープを開けてみました。それぞれ色が異なっています。今回、味を比べないとわからないと思ったので一度に作ってみました。1人では食べきれないので、家族の協力をもらってます。
では「東」から食べていきます。
「東」は「本鰹*宗田節」のだしで、「鰹だしを重ねたコクとうまみ」というのが特徴です。「宗田節」は鰹節より濃厚でこくのある風味があります。
材料を見てみますと、たしかに「そうだかつお」と「かつお」が使われています。その他「にぼし」や「かつおぶし調味料」も入っています。
/酸味料
続いては「西」です。
「西」は「昆布*本鰹」のだしで、「昆布の奥深いだしの旨み」というのが特徴です。成分表示は入っている材料の多い順に記載されます。これを見ますと昆布は最後から2番目に「こんぶ粉末」と最後に「こんぶ調味料」が記載されているので、あまり多くはないのかもしれません。
/チャ抽出物、
チャ抽出物とは、茶葉から抽出された成分のことで、天然の酸化防止剤として注目されています。チャには、ポリフェノールやカテキンなどの成分が含まれており、これらが酸化を防ぐ効果があるとされています。
見た目の色は薄いです。味も醤油というよりも関西風の出汁のきいたお味。鰹だけの東よりも味に「ダシ感」強いように思います。でも塩分は5.2gと北に次いで2番目に多いんです。しょっぱいと思われた東よりも多い!ここは要注意です。
/チャ抽出物、
「北」は「利尻昆布*鰹節」のだしで、「利尻昆布のやさしい甘み」というのが特徴です。
かつおぶし調味料とこんぶ粉末で味付けをしているのですが、他と比べると明らかに塩気が強いです。実際、入っている塩分も5.3gと一番多いです。
他のお湯の目安量が410mlなのに「北」だけ390mlです。塩の量だけでなく、お湯が少ないことでさらに塩分の濃さを感じます。もはや辛い感じです。
食べ比べると明らかに違う4種類でした。濃いめの味が好きなのか、いつもと変わったものを求めるのか、味は好みですね。
どれか1つ食べるなら
もしどれか1つだけ食べるならば、ですが「南」がいいのではないでしょうか。
・いつものどん兵衛とは違う、独特な味を楽しめる。
・食塩・脂質が最も少ない。
・酸化防止剤が天然物のチャ抽出物。
とはいえ、食べ比べないと違いは分かりにくいかも。ぜひ一度4種類をお試しあれ。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。