トップバリュ プロテインバー6種類でおススメはなに?成分と味を徹底比較しました。

たんぱく質

お菓子メーカーのプロテインバーよりもコスパのいいイオンのプロテインバー。いつのまにか種類が増えています。これって何を選ぶのがお得なの?どれが一番おいしいの?ということで、プライベートブランド イオンのプロテインバーを「成分」「味」で比較しました。比較対象は6種類。味については一度に食べて比較しています。お菓子メーカーのものよりも、コスパが高いプライベートブランド(PB)品。
結論として、その中でもおススメは「プロテインバー シリアルチョコ FORジュニア」です。

では順にみていきましょう。

1.プロテインバー シリアルチョコ

1つ目はたんぱく質15gのベーシックなタイプの「プロテインバー シリアルチョコ」です。名称はチョコレート菓子で税込価格 105.84円。製造・加工は株式会社スイーツ・スイーツという熊本県の会社です。

1-①成分

シリーズ6種類中で36gのタイプは、本製品と「ビター」「FORジュニア」の3種類です。
「プロテインバー シリアルチョコ」はカロリーも低く、1gあたりのたんぱく質の金額も6種類中2位のコスパです。ただし脂質は多めになっています。

★は6種類の相対比較です。

栄養成分
1本(標準36g)当たり 172kcal 1gあたり4.77Kcal ★★★★★☆ 低カロリーNO.2
たんぱく質 15g 1gあたり7.056円 ★★★★★☆ コスパNO.2
脂質 9.0g 脂肪率25% ★★☆☆☆☆
炭水化物 8.8g (糖質 6.7g 食物繊維 2.1g)炭水化物率24.4% ★★★★★☆
食塩相当量 0.4g

 

以下は原材料名です。一番最初に「チョコレート」の記載があります。これはチョコレート成分が多いことを表します。V.CとはビタミンCのことです。ビタミンE、B1、A、B6、B2、D、B12などビタミンが各種はいってます。ただし量に関しての記載はありません。

原材料名
チョコレート
(乳成分を含む)、大豆パフ、カカオマス、乳たん白、ショートニング/乳化剤(大豆由来)、V.C、香料、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.A、V.B6、V.B2、葉酸、レシチン(大豆由来)、酸化防止剤(V.E)、V.D、V.B12

その他、ホームページには「お客さまよりお問い合わせを多くいただいた栄養成分として、リン165mg カリウム167mg(36g当たり)」の記載があります。リンの含有量を気にされる方が多いのでしょうか。

最初に作られたタイプですが、たんぱく質のコスパや食物繊維も多くビタミンも入っていてバランスがいいです。

成分おすすめ度
★★★★★☆

 

1-②味

「名称:チョコレート菓子」です。普通のチョコに比べたらビターかもしれません。甘さが少なくチョコレート感が強いです。パフは他に比べると大粒でサクサクしてます。チョコが好きな人にはプロテインバーを意識せずにチョコレート菓子として食べられます。パッケージに記載がある通り、かなり固めです。ただし高カカオポリフェノールのチョコが苦手な人には、1本食べるのはしんどいかもしれません。

 

味おすすめ度★★☆☆☆☆
6種類の相対比較です。
甘さ★★☆☆☆☆ あまり甘くありません。
固さ★★★★★★ かなり固めです。
苦さ★★★★★☆ 高ポリフェノールチョコのような渋みがあります。

 

2.プロテインバー シリアルチョコ ビター

2つ目は「プロテインバー シリアルチョコ 」のビター味です。
名称はチョコレート菓子で税込価格 105.84円。
製造・加工は株式会社スイーツ・スイーツという熊本県の会社で、価格・製造ともビターではないタイプと同じです。

2-①成分

成分はベーシックなタイプと若干異なります。脂質が1.4g多いためカロリーも10Kcal多くなっています。脂質は多いですが糖質は低いです。

栄養成分
1本(標準36g)当たり 182kcal 1gあたり5.05Kcal ★★★☆☆☆
たんぱく質15g 1gあたり7.056円 ★★★★★☆ コスパNO.2
脂質10.4g 脂肪率28.9%      ★☆☆☆☆☆ 脂質は一番多い
炭水化物8.4g (糖質5.8g 食物繊維2.6g) 炭水化物率23.3% ★★★★★★低糖質1位
食塩相当量0.3g

 

原材料名の先頭に書かれているのはカカオマスです。苦みを増すためにチョコレートよりカカオマス成分が多いようです。カカオマスが多く入ることで食物繊維がベーシックタイプよりも0.5g多くなっています。ビタミン類は同じ種類が含有されています。

原材料名
カカオマス
大豆パフ、チョコレート(乳成分を含む)、乳たん白、ショートニング/乳化剤(大豆由来)、V.C、香料、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.A、V.B6、V.B2、葉酸、レシチン(大豆由来)、酸化防止剤(V.E)、V.D、V.B12

ビタータイプという名前で勘違いしそうですが、実は脂質が多いです。食物繊維とビタミン類が入っているのはプラスです。

よって成分おすすめ度
★★★☆☆☆

 

2-②味

「名称:チョコレート菓子」です。普通のチョコに比べたらかなりビターです。甘さはないので、口に渋みが残ります。パフは他に比べると大粒でサクサクしてます。高ポリフェノールチョコの苦さに近いので、チョコの甘さが苦手な方にはおススメです。

 

味おすすめ度★☆☆☆☆☆
6種類の相対比較
甘さ ★☆☆☆☆☆ ほとんど甘みはありません。
固さ ★★★★★★ 固めです。
苦さ ★★★★★★ 高ポリフェノールチョコのような渋みがあります。

 

3.プロテインバー シリアルチョコ 25g

「プロテインバー シリアルチョコ 25g」です。たんぱく質が25g入っているたんぱく質増量タイプです。名称はチョコレート菓子で税込価格 159.84円と6種類中もっとも価格が高いです。
製造・加工は埼玉県の日本食材株式会社という会社です。

3-①成分

たんぱく質が25gと多く、1gあたりのコストは6.39円と6種類の中では1位です。

栄養成分
1本(標準60g)当たり 290kcal 1gあたり4.83Kcal ★★★☆☆☆ 低カロリーNO.3
たんぱく質25.0g 1gあたり6.39円 ★★★★★★ コスパNO.1
脂質14.0g 脂肪率23.3% ★★★☆☆☆
炭水化物17.4g(糖質14.8g 食物繊維2.6g) 炭水化物率29% ★★★★☆☆
食塩相当量0.7g

 

原材料名の先頭に書かれているのはチョコレートです。各種ビタミンも入っています。

原材料名
チョコレート(国内製造)(砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳)、大豆パフ、粉末状大豆たんぱく、乳化剤(大豆を含む)、V.C、香料、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.B6、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12

 

1回でたんぱく質25g摂れるのがうれしい製品。これで約160円は一般的なプロテインバーと比較してかなりコスパが高いと思います。量が多い分、脂質も多くなりますがビタミンも入っていてお得感があります。

成分おすすめ度
★★★★☆☆

たんぱく質のコスパだけを求めるのであれば、これに勝るプロテインバーはないと思います。
これ、楽天でも買えます。↓
トップバリュ プロテインバー シリアルチョコ 25g

 

3-②味

「名称:チョコレート菓子」です。同じ「名称:チョコレート菓子」の「プロテインバー シリアルチョコ15g」よりも甘さがあり、チョコレートとしても食べやすくしています。パフは小粒で噛んでいてもガリガリする感じはありません。くちどけはいいと思います。

量は多いです。通常の「プロテインバーシリアルチョコ」や「プロテインバーシリアルチョコ ビター」の内容量は36gです。本製品は60gですので、一度に食べきるには味は重要な要素になってきます。その意味では、食べやすく甘さをつけていると感じました。

上が普通のタイプで下が25gタイプです。

 

味おすすめ度★★★☆☆☆
6種類の相対比較
甘さ★★★☆☆☆ あまり甘くありません。
固さ★★★★☆☆ 固めです。
苦さ★★★★☆☆ ほどよい苦みがあります。

 

4.プロテインバー シリアルチョコ FORジュニア おススメNO.1

「プロテインバー シリアルチョコ FORジュニア」はジュニア向けとしてカルシウムを増量したタイプです。
名称は準チョコレート菓子で税込価格 105.84円。
製造・加工は株式会社フクイという埼玉県の会社です。

4-①成分

1本あたり36gのタイプです。脂質が7gで「たんぱく質25gタイプ」のプロテインバー(脂質14g)の半分です。

栄養成分
1本(標準36g)当たり162kcal 1gあたり4.5Kcal ★★★★★★ 低カロリーNO.1
たんぱく質15.0g 1gあたり7.056円 ★★★★★☆ コスパNO.2
脂質7.0g 脂肪率19.4% ★★★★★★ 低脂質NO.1
炭水化物10.3g( 糖質9.3g 食物繊維1.0g)炭水化物率28.6% ★★★★☆☆
食塩相当量0.5g
カルシウム540mg
鉄6.0mg

原材料名の先頭に書かれているのは準チョコレートです。各種ビタミンも入っています。

原材料名
準チョコレート
(国内製造)(砂糖、植物油脂、全粉乳、ココアパウダー、カカオマス、脱脂粉乳)、大豆パフ炭酸Ca、乳化剤(大豆を含む)、V.C、ピロリン酸鉄、香料、V.E、ナイアシン、パントテン酸Ca、V.B1、V.B6、V.B2、V.A、葉酸、V.D、V.B12

低カロリー、高たんぱく、低脂質でビタミン、カルシウム、鉄分入り。これで105.8円!食物繊維が1gと少ないことがマイナスですが、ジュニアという名前にもかかわらず本製品がもっともバランスがいいです。

成分おすすめ度
★★★★★★

 

4-②味

「名称:準チョコレート菓子」です。チョコレート感よりもチョコスナックの感じが強いです。他に比べてパフが表面に露出していてつなぎのチョコが少ない分、食感が柔らかめ。パッケージに「大豆パフは固めの食感です。」とありますが、そんなに固くはないです。

上が「プロテインバーシリアルチョコ」で下が「FORジュニア」です。どちらも36gですが「FORジュニア」の方がかなり大きいです。これだけ大きさが違うのに同じ36gなので、「FORジュニア」が軽い食感だとわかると思います。ほんとサクサク食べられます。

味おすすめ度★★★★☆☆
6種類の相対比較
甘さ★★★☆☆☆ ほどよい甘さです。
固さ★☆☆☆☆☆ 固くありません。
苦さ★★☆☆☆☆ 苦みも少ないです。

 

5.プロテインバー シリアルチョコ FORアクティブ

「プロテインバー シリアルチョコ FORアクティブ」です。大豆のたんぱく質に、ロイシン・カルシウムを配合したチョコバーです。
1本あたり40gのシリーズはこの「FORアクティブ」と「FORビューティー」の2種類です。
名称は「準チョコレート菓子」で税込価格 138.24円
製造・加工は寿製菓株式会社という鳥取県の会社です。

5-①成分

1本あたり40gですが、たんぱく質の量は15gなので、たんぱく質を求める方にとってはコスパは悪くなります。ロイシンには、筋肉の形成を促進して筋肉の損失を防ぐ効果があります。

栄養成分
1本(標準40g)当たり 183kcal 1gあたり4.57Kcal ★★★★★☆ 低カロリーNO.2
たんぱく質15.0g 1gあたり9.21円 ★☆☆☆☆☆
脂質8.6g 脂肪率21.5% ★★★★★☆ 低脂質NO.2
炭水化物12.0g (糖質10.7g 食物繊維1.3g) 炭水化物率30% ★★☆☆☆☆
食塩相当量0.4g
カルシウム675mg
ロイシン1500mg

 

唯一レギュラーコーヒーが入っています。ビタミンはDしか入っていません。

原材料名
準チョコレート(乳成分を含む)(国内製造)、大豆パフ、レギュラーコーヒー、炭酸カルシウム、ロイシン、乳化剤(大豆を含む)、香料、カラメル色素、ビタミンD

 

ロイシンが入っているのはプラスですが、たんぱく質1gあたりの価格がお菓子メーカーと同じくらいのコスパになってしまうので、イオンPBのコスパの良さが消されてしまっています。

 

成分おすすめ度
★★☆☆☆☆

 

5-②味

「名称:準チョコレート菓子」です。苦みも少なく一番食べやすい味と思います。コーヒーが入っているのでほんのりコーヒー味がします。個人的にはこれが一番おいしく感じました。チョコバーというよりも、チョココーヒースナックという感じです。プロテインチョコバーの味が苦手な方でも美味しく食べられそうです。

 

味おすすめ度★★★★★★
6種類の相対比較
甘さ★★★☆☆☆ 程よい甘さです。
固さ★★☆☆☆☆ 程よい固さです。
苦さ★★☆☆☆☆ コーヒーのほろ苦さです。

 

6.プロテインバー シリアルチョコ FORビューティー

「プロテインバー シリアルチョコ FORビューティー」は大豆のたんぱく質に、コラーゲン・カルシウム・鉄を配合したチョコバー。
名称は準チョコレート菓子で税込価格 138.24円。
製造・加工は寿製菓株式会社という鳥取県の会社です。

6-①成分

カロリーは低いですが、たんぱく質含有率は低く炭水化物は多いです。

栄養成分
1本(標準40g)当たり187kcal 1gあたり4.68Kcal ★★★★★☆ 低カロリーNO.2
たんぱく質15.0g 1gあたり9.21円 ★☆☆☆☆☆
脂質8.9g 脂肪率22.3% ★★★★☆☆
炭水化物12.7g (糖質10.8g 食物繊維1.9g) 炭水化物率31.8% ★☆☆☆☆☆
食塩相当量0.4g
カルシウム650mg
鉄10.5mg
コラーゲン500mg

 

コラーゲンペプチド炭酸カルシウムが入っています。ビタミンは何も入っていません。

原材料名
準チョコレート(乳成分を含む)(国内製造)、大豆パフ、食物繊維、加糖ドライクランベリー、コラーゲンペプチド炭酸カルシウム、乳化剤(大豆を含む)、ピロリン酸鉄、香料

鉄分の入っているのはプラスですが、たんぱく質のコスパも悪いし糖質も多い。ビタミンも全く入っていない。コラーゲンは経口摂取してもアミノ酸になるので、意味ないという意見もあります。

成分おすすめ度
★☆☆☆☆☆

6-②味

「名称:準チョコレート菓子」です。他と違って苦みは一切ないです。ホワイトチョコというよりも、乳製品の後味がします。加糖ドライクランベリーが入っているため、フルーツの味もほのかにします。見た目通り、他とは全く味が違うのでチョコレート味に飽きたらおススメです。

味おすすめ度★★★★★☆
6種類の相対比較
甘さ★★★★★★ 6種類の中では一番甘いですが、甘すぎはしません。
固さ★★☆☆☆☆ 程よい固さです。
苦さ☆☆☆☆☆☆ 苦さはまったくありません。

チョコに飽きたら、これは買いです。お菓子として美味しいので得した気分です。

7.おすすめはこれ

結論としてプロテインバー シリアルチョコ FORジュニアがおススメです。

おすすめポイント
①1本(標準36g)当たり162kcal 1gあたり4.5Kcal ★★★★★★ 低カロリーNO.1
②たんぱく質15.0g 1gあたり7.056円 ★★★★★☆ コスパNO.2
③脂質7.0g 脂肪率19.4% ★★★★★★ 低脂質NO.1
④炭水化物10.3g( 糖質9.3g 食物繊維1.0g)炭水化物率28.6% ★★★★☆☆
⑤ビタミン類・カルシウム・鉄分も入っているのはこれだけ。
⑥チョコレート菓子として味のバランスも良い

もともとお菓子メーカーのプロテインバーと比較しても、圧倒的にコスパの高いイオンのプロテインバー。その中でももっともお得なのはプロテインバー シリアルチョコ FORジュニアと思います。

迷ったらこれがお得です。

イオンのプロテインバーがコスパいいという記事はこちら

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最近はやりのプロテインバー。よく見るとタンパク質の量がいろいろあります。どうせならば15gのものをコスパよく買いたい。コンビニでは森永やアサヒのプロテインバーをよく見かけますが、イオンとマツキヨにも15gのものが売っています。これって実際ど...

味はかなり主観が入っています。全部を互い違いに繰り返し食べたので、こんな感想になっています。1つづつ別々の日に食べたら、違った感想になったかもしれません。ご容赦お願いします。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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