池袋で開催されていた「ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展」に行ってきました。撮影は可能なのか、入場はどのようになっているのかなど注意事項と、ダイジェストを書いてみました。これから全国の会場で行われる予定ですが、行こうと思っている方はご参考にどうぞ。みどころが盛りだくさんなのでファンは絶対にいくべきですよ。
東京会場は、開催期間:2022年8月10日(水)~9月4日(日) 開催会場:池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル3F 展示ホールCで行われました。
日時指定になっています。9:00~/11:00~/13:00~/15:00~/17:00~(最終入場19:00)です。早く入ろうと思ってもチケットにナンバーがふられていて、その順番でしか入れません。17:00~のチケットを持っている人が早めに行って17:00から1番に入ろうとしても、会場の床にナンバーが記入してありその位置で入場を待つことになります。
1.始まりの部屋
まず最初に『始まりの部屋』に通されます。ここでは、おなじみのテーマソングにのって歴代の主人公の活躍シーンがダイジェストで流れます。ミニシアターのような状態なので、中に入ったら遠慮なく真ん中の前の席に座りましょう。一気にジョジョワールドに引き込まれます。席数が少ないので座れない人は立ち見になりますが、数分なのですぐ終わるから大丈夫です。
こちらは撮影禁止エリアのため、よく目に焼き付けてください。
2.血統×決闘
続いては白を基調とした広いエリアに入ります。タイトルは『血統×決闘』。
入って左側に歴代主人公とそのスタンド、右側に歴代ボスキャラクターとそのスタンドの等身大パネルが並んでいます。入った瞬間におおーっと思わず歓声が出る迫力です。背景に紫色の文字で「JOJO」と書いてるところもお見逃しなく。
丈太郎と仗助です。第三部から画期的なシステム「スタンド」が生み出されました。そして第四部につながり不動の人気を確立しました。スタンドはある意味、漫画界の金字塔でしょう。
逆サイドに展示してあるボスキャラ達。敵ながらみんな個性的でかっこいい!!lこっちも背景に迫力のある「JOJO」の文字があります。
3.受け継がれる魂
続いては『受け継がれる魂』のエリアです。このエリアでは第一部「ファントムブラッド」から順番に台本やアニメ原画、絵コンテや設定画などの資料が展示されていて、気が付かなかったような情報を知ることができます。
展示物の写真撮影はOKですが、動画での撮影は禁止になっています。
入場時に会場入り口でQRコードを読み込んでおくと、無料の音声ガイドが楽しめます。それぞれ展示物の前に立つと説明を聞くことができ、声優さんそれぞれ3パターンのガイド音声が流れます。アフレコ時の思い出やエピソードを聞くことができます。
音声ガイドナビゲータはー主人公キャスト6人の声優さん達です。
ヘッドフォンの貸し出しはありません。忘れずに持っていきましょう。また音声を聞いている間はスマホが使えず写真が撮れないので、2つ持っていくか聞き終わってから撮影に入りましょう。
①「ファントムブラッド」
最初は第一作「ファントムブラッド」のコーナーです。物語の時代背景に合わせて、古いイギリスのイメージの展示になってます。
ジョナサンのキャラクター設定とジョースター邸の美術設定です。細かな設定が見ていて飽きません。
パネル展示だけではなくアニメに登場するキーパーツのオブジェも飾られています。こちらは石仮面の立体模型です。
②「戦闘潮流」
つづいては「戦闘潮流」のエリアです。こちらにも各名シーンの原画や絵コンテが盛りだくさんです。
柱の男たちが眠る地下遺跡の壁です。フォトスポットになっています。
ジョセフと第二部のボスキャラ・カーズの戦闘シーンコーナーです。カーズが宇宙に放り出されて生まれた有名なセリフ「そのうちカーズは考えるのをやめた。」がありますね。
天井を見上げると、「おめーの心 確かに受け取った!」のセリフが!これはシーザーが柱の男・ワムウから解毒剤のピアスをもぎ取りジョセフに託し、死んでいった様をみたときのジョセフのセリフです。カーズがリサリサに不意打ちした時のセリフ「勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」もあります。
アニメ第25話「超生物の誕生」の台本です。ジョセフがJOJO立ちポーズしてます。
③「スターダストクルセイダース」
続いてはスタンドが初めて登場するスターダストクルセイダースのエリアです。こちらもキャラクター設定や美術設定、原画や絵コンテなどが満載です。物語の設定どおりエジプトまでの道のりをたどるような展示になっています。
こちらはクールでかっこいい丈太郎のパネルです。
イギーの設定画です。初期のイギーは動物感が強かったですが、だんだんと表情豊かなキャラクターに変わっていきました。
テレンス・T・ダービーとの戦いに敗北し、魂を抜かれた花京院典明の人形の実物です。ところどころにこのようなオブジェがあるのも見どころです。
これ、昔は売ってたんですね!
そしてラスボス感漂うDIO。シリーズ中盤にして最強の敵ではないでしょうか。名シーンが目白押しでした。
④「ダイヤモンドは砕けない」
「ダイヤモンドは砕けない」の展示エリアは、キャラクターの原画や設定画、小物を再現したオブジェなどが充実しています。
特に物語の舞台となる杜王町の各スポットの美術設定をことこまかに見ることができます。各展示物はノート式になっていてめくると詳細が見れます。
岸部露伴が広瀬康一君に書いたサイン。こんな細かいオブジェもあります。
吉良がサンジェルマンの袋に隠した女性の手!!おそろしや。
⑤「黄金の風」
「黄金の風」のエリアはイタリアが舞台です。ストライプを基調としたスタイリッシュな展示レイアウト。作品の雰囲気にとても合っています。
フラッグ形状のタペストリーに、暗殺チームごとのキャラクター展示があります。
13話のレンガを蛇に変えて、パープルヘイズウイルスの血清をとるシーンです。これもオブジェがありました。
⑥「ストーンオーシャン」
そしてラストは「ストーンオーシャン」の展示エリアです。刑務所のような展示スタイルで、登場人物のパネルが牢獄風の柵に囲われています。
丈太郎パパ。アニメの新作では果たして助けられるのでしょうか。。
ひそむエンポリオのオブジェです。最初、何者かと思いましよね。。
4.人間讃歌 ~未来への道~
最後の展示エリアは『人間讃歌 ~未来への道~』です。キャラクターたちの肖像画風の絵が数多く見られます。
メインキャラクターのイラストは立つ位置によって見え方が変わります。
1枚の絵で川尻浩作→吉良吉影→キラークイーンと変化していきます。川尻浩作だったのが、、
吉良吉影へ変化、、そして、、
スタンド、キラークイーンが現れます。
ここまでが展示コーナーでした。見どころ満載で、ファンであれば1.5時間~2時間は欲しいところ。トイレは入場前に済ませておきましょう。
5.グッズ
すべての展示物を観終わると、グッズ販売コーナーに入ります。こちらのエリアはアニメ展入場者しか入ることができません。
わたし、グッズは興味ないのでよくわかりません。。。
6.カフェ
併設のカフェです。こちらもアニメ展入場者しか入ることができません。入り口は別になっていますが入場時にアニメ展のチケットを見せる必要があります。
会場はいたってシンプルで、特別な椅子やテーブルがあるわけではありません。このあたりは残念です。周囲には絵が貼ってあるのですが、各アニメでの食事シーンが切り取られて飾られています。
鬼滅の刃原画展のカフェのときは、テーブルまでこだわりが見えたのに。。
メニューはメインが3種、デザートが3種、ドリンクが3種です。食べ物の設定にはこだわりが見えます。「クレイジー・ダイヤモンドの麻婆豆腐焼きそば1,430円」は、杜王町の舞台となった仙台市のご当地メニューの麻婆豆腐焼きそばになっていて、クレイジー・ダイヤモンドが殴って豆腐が大豆に戻ってしまった様を表現しています。
今回はこの4つを注文しました。
スタープラチナのオラオラエジプト風ナスグラタン1,530円です。スターダストクルセーダーズの舞台になったエジプト料理のムカサに地中海野菜も加えグラタン風に。オラオラパンチのこぶしシートもオラオラ文字も食べられます。
ジョセフのクラッカーヴォレイ フライドチキンオーバーライス1,500円です。ニューヨーク名物のチキンオーバーライス。チキンをジョセフの好物のフライドチキンに、マヨネーズでJを買いたクラッカーを表現したチーズを添えています。
愚者のチャイティーと黄金のレモネード(ともに1,500円)です。左にはイギーと愚者(ザ・フール)のモナカ、右にはパッショーネのバッジと、亀のココ・ジャンボにはめる鍵のモナカがのっています。
アニメ展からカフェまで2時間半コースです。土日は混雑も予想されます。入場時間は決められていますが、滞在時間に制限はありませんので、平日にじっくり楽しみましょう。
東京は終了してしまいましたが、これから全国で開催されます。
【新潟会場】
開催期間:2022年9月17日(土)~10月10日(月・祝)
会場:新潟市マンガ・アニメ情報館
【札幌会場】
開催期間:2022年10月19日(水)~11月7日(月)
会場:大丸札幌店7階ホール
【福岡会場】
開催期間:2022年11月30日(水)~12月18日(日)
会場:博多阪急 8階 催場
【大阪会場】
開催期間:2022年12月21日(水)~2023年1月9日(月・祝) ※2023年1月1日は休業日
会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
最後までご覧いただきましてありがとうございました。