缶コーヒーのCMにも出てる横浜にある「動くガンダム」。リアルタイムでファーストガンダム世代である、わたくしが「ガンダムファクトリー横浜」に行ってきました。ガンダムが格納された「GUNDAM-DOCK」からの眺めや、公式YouTube「ガンダムチャンネル」を見て、これは抑えるべきビューポイントだというのをまとめました。ぜひぜひ「行く予定の方には予習」として、「行くか迷ってる方は判断材料」として、「行く予定のない方も行ったつもり」で見てください。
1.アクセス
みなとみらい線の元町・中華街駅から歩いて7分くらいです。山下公園の中を通っていけますよ。
2.駅から会場まで
元町・中華街駅の改札に向かいますと、どでかい看板がお出迎えしてくれます。これはテンション上がりますね。
山下公園を通って、会場に向かいますと遠くに見えてきたぁー。ガンダムです。横浜名物の氷川丸越しの真ん中右寄りに小さくですがガンダムが見えます。
会場敷地の入り口です。以前は倉庫があったところなので、敷地は広く会場の入り口までは遠いです。
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの入り口です。
しっかりと感染対策もされてますね。
白黒パネルのトンネルを抜けると、、どどーんとガンダムが登場します。テンション上がるーー。
3.フロアマップ
フロアマップです。図の左上が入り口です。右のGUNDAM-DOCKにガンダムが鎮座しています。赤いところが展示物のある「ACADEMY」、青いところがグッズの売っている「GUNDAM BASE」です。
2FにはCAFEがあります。
4.一連の動き
ガンダムが動くのは30分に1回。写真は13:00の回です。13:00になったらドックから出てきて動きを見せてくれます。真正面に位置取りして撮りました。
機動実験スタート!3段のゲートが白煙と共に開いていきます。
左足から歩きだします。足の裏が見えるのはこの時だけです。
続いて右足。足だけでなく微妙に上半身もひねってます。
トラブル発生!ガンダムが膝まづきます。目のランプも消えてしまいます。
ここから再起動で復活。立ち上がります。
天を指さして決めポーズ。すごいが迫力です。
これで13:00からの機動が終了です。このポーズのまま13:30まで固定です。
13:30からはドックに引っ込む動きです。この時の音楽はLuna SeaのBeyond The Timeがかかります。立ったまま後ろに下がっていきます。
最後にガンダムタワー6Fのお客様向けにサービスで顔を向けてくれます。
この動きを毎時と毎時30分から繰り返されます。
5.おススメのビューポイント4か所
今回の動くガンダムプロジェクトには、大きくリーダーシップをとった3人の方がいらっしゃいます。その方々は3賢人と呼ばれています。それぞれの方のお勧めビューポイントが展示施設「ACADEMI」にインタビューとして掲載されていました。
①テクニカルディレクターの石井さんおススメ
テクニカルディレクターの石井さんおススメは「GUNDAM-DOCK TOWER」の5Fです。
では、5階からみたガンダムです。まずはエレベータから。
エレベータの中もガンダムデザインになっているんです。
2時半の回でガンダムがDOCKに戻るところを見ました。太陽を指さすガンダムです。
下をのぞき込むと全身が見えます。腰の位置のG-キャリアの動きもわかります。
だんだんと後ずさりしてガンダムが近づいてきます。
ガンダムがドックに戻ってきて、こちらを向いてくれるんですが6階でしか見れません。残念ながら5階にいたので、目を合わせることができませんでした。
GUNDAM DOCKは予約しているとはいえ、早い順に案内されます。早く案内されると、後半に6階に行くので最後にガンダムと目を合わせることができます。なるべく速く並びましょう。
②クリエイティブディレクター川原さんおススメ
クリエイティブディレクター川原さんおススメは「GUNDAM-DOCK TOWER」の6Fです。
6階から地上をみた眺め。なかなかの高さです。
6階はガンダムを見下ろす形になります。
起動実験スタートです。
徐々に前に歩いていきますので、後姿を見ることになります。
③システムディレクター吉崎さんおススメ
システムディレクター吉崎さんのおススメは斜め右前です。
照明の柱があるんですが、うまくよけることがポイントです。
スモークが幻想的です。
夜のライティングもかっこいいですよ。
④私のおススメ
私のお勧めビューポイントは向かって右の横からの角度です。吉崎さんおススメポイントよりさらに横に移動します。特に夕方がおすすめ。横浜の景色が左下に広がり、チョーかっこいい。
お勧めビューポイント4か所でした。
懐かしいガンダムの映画を観たくなった方はこちら↓
6.見どころ ガンダムチャンネルから13か所
ガンダムの公式Youtube 「ガンダムチャンネル」では今回のプロジェクトがどうやって始まり、実現に至ったのかを全22話で紹介しています。その中で見どころをいくつか紹介しています。そちらをピックアップしてみました。
9話 「僕が動かすんだ!ガンダム!!」より
①ガンダムを背中でささえるその名も「G-キャリア」です。 前後左右に動いてガンダムのアクションをサポートしています。愛媛県新居浜市の住友重機械搬送システム(株)が設計しています。
11話 「動く78!デザイン大解剖!!」より
ガンダムチャンネルの11話はデザインについて触れているので、チェックすべきポイントが多いです。
②肩、ひじ、太もも、膝、モータと減速機のブロックが中にあるので、デザインで吸収しなければならならず張り出しています。オリジナルにはない形状ですね。肩に減速機が見えます。
③赤青黄それぞれツートーンカラーです。グレーもいれると合計10色。足首や太ももなどで、「動きそうだ」と想像させるために変えているようです。10色探してみてください。
④腿の長さとひざ下の長さが同じ長さになっています。そうしないと電車のパンタグラフのように折り畳みができないんですね。そのため従来型のガンダムより膝の位置が低いです。でも足を長く見せようとするのであれば、膝の位置が上にあった方がかっこいい。よくみると膝のパーツを長くして膝位置を高く見せているんですね。
⑤ハンドはお台場にあったガンダム立像より10%小さいサイズです。手に合わせてビームサーベルも細く短かくなっています。アニメの場合はビームサーベルの先端の位置が頭よりも上にあります。
⑥テスト段階のガンダムという設定から、冨野監督が角を保護する追加装甲のアイデアを出してます。確かにオリジナルにはない装甲です。
⑦胸を中心に放射状にスジ彫りをいれ、動きを強調するできるようにしてます。スジ彫りとはパーツにライン(筋)をいれることで、メカらしさを増しリアル感を出すことです。遠近感が強調され、動きがダイナミックに見えますね。
12話「動くガンダム設計について 何でも聞いてよツアー!」より
⑧足首の関節はスネの位置にある。これはわかりにくい!すごいカムフラージュです。写真は「ACADEMY」に展示してあった模型です。骨格がわかりますが、こんな構造なんですね。
18話 「本広監督がファン目線でやってきた」より
⑨ガンダムデッキの上からです。上からだと対比するものがあるとのこと。たしかに氷川丸が見えますね。
⑩機能美でケーブルやモータがデザインの一部になっています。メカの部分を見つくしてください。
⑪足の裏もデザインされています。でも立ち入り禁止エリアからしか見れません。見える限界がこちら。右足しか見えるチャンスはありません。意識しないと見逃がしますよ。
⑫膝の裏にある巨大なシリンダー。膝を曲げると見えてくるシリンダーのでチェックしてください。
⑬ガンダムを動かす遠隔制御室。向かって左下にあります。ここでガンダムを操っているんですね。
以上、youtubeガンチャンでおススメしているチェックポイント13か所でした。
7.GUNDAM CAFE
GUNDAM CAFEです。
ラテアートコーヒーとエビチリまん
CAFEの中からもガンダムが見えます。
同じ建物の1階にはガンダム型の自販機があります。すべてガンダムのキャラクターの書いてあるコーヒーで、買うと有名なセリフが流れます。
8.夜のガンダム
お昼から夜までいました。最後は夜のガンダムです。
夜は照明の演出が加わりますので、また違った雰囲気が楽しめます。
お昼から夜まで半日楽しめました。ガンダム好きにはたまらない時間です。興味のあるかたは是非横浜まで足を運んでください。
そして、いよいよ5月から「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」が公開されます。正当な宇宙世紀ストーリーで、ハサウェイはあのブライトの息子さんです。これは見に行くしかないですね。
小説もおススメです。事前予習にいかがでしょうか?