刃牙シリーズの連載30周年を記念して開催されている「刃牙展」を観てきました。原画や等身大フィギアや各名場面のジオラマも展示されていましたし、そして、あの東京ドームの地下にあると噂されている地下闘技場も再現されていました。
2022年3月5日~4月17日11:00~19:00までです。見どころをまとめてみましたので、どうぞッ!!
■入り口
JR水道橋駅を降りて東京ドームに続くアーチを渡って、右方向に行きますと会場に到着します。
入り口と出口がちょっとわかりにくいかもです。以下は中に入ったところです。
■感染対策
入場時にはコロナへの感染対策として、帳票へ自分の住所・氏名や現在の体調を記入し提出します。紙への記入もしくはスマホでの登録となります。ソーシャルディスタンスを保って見学しましょう。
■原画
作品の年代順で壁面に原画が展示されています。うれしいことに全部スマホ撮影可!(ただし一眼レフや動画はNG)。見ていくと、あーそんなこともあったなーと思い返されますが、ストーリーがわかるものではありません。名場面集のピックアップという感じなので、この戦いの結末どうだっけ?と思う場合は原作を読みなおしましょう。
■フィギュア①ジャック・ハンマー
最初に目に飛び込んでくるのが、刃牙の異母兄弟の兄ジャック・ハンマーの等身大フィギアです。恐ろしくでかいです。ジャックは最初の登場時から2回の骨延長手術をして巨大化してます。フィギアはおそらく2回目の骨延長手術後なので身長243cm 体重201kg!!そして顔が怖すぎます。緑に塗ったらマーベルのハルクです。
どれだけででかいかというと、私の足(27cm)との比較です。ジャックがはける市販の靴はないでしょう。
その他、小さいフィギアもあります。この岩山はどこ設定?
■地下闘技場
目玉の地下闘技場の入り口に、対戦カードを表示する看板があるのですが、スマホのアプリでかざすと対戦相手が浮かび上がります。「COCOAR」というアプリなので、事前に家でダウンロードしておいた方がいいでしょう。
ちなみに、私が行ったときは「柴千春VSアイアンマイケル」でした。ARといっても立体感はなく、2次元で浮かび上がるだけなので、やらなくてもいいかもw。
入り口からみた景色です。思ったよりも小さく感じました。原作では観客席がすり鉢状になっていますが、そこはさすがに写真です。おそらく観客席まで再現されたら、奥行きが出て広く感じると思います。
中に入って自由に写真を撮れます。刃牙と対面した状態です。係の人に頼めば、2ショット写真も撮ってもらえるかもしれません。(とってもらっている人いました)
足元には、過去の参加者の爪や歯などが落ちています。うーん原作の設定どおり!ガイアはこれを砂ごと投げつけて武器にしたんですね。
「ましてやその砂に爪や歯などの固形物が入り混じっているとなると、もはやそれは平気」byガイア
刃牙の対面側には、徳川のじっちゃんこと徳川光成公が。
ちょっとお肌つやつやすぎ。そして目がイっちゃってます。
闘技場出口には優勝者に与えられる時価10億相当のチャンピオンベルトが飾られています。古代ローマ・パンクラチオンの歴代王者の腰に巻かれていたものらしいです。しかしじゅ、10億円ッって!?
■フィギア②オーガ
刃牙のお父様、オーガこと範馬勇次郎の等身大フィギアです。推定190cm、120kg強。いやーもっとありそうです。勇次郎といえば背中が鬼ですが、いや顔も鬼でしょう。
背中の鬼の顔です。本気を出した際に背中で盛り上がった筋肉が、さしずめ「憤怒」の形相を浮かべた鬼のように見える事からついた名称です。しかしこの溝はどうなってるんだ!?
■パネル・ジオラマ
地下闘技場の外の上部を見上げますと、関取風のキャラクター図が展示されています。これは、過去なにかの展覧会で出品されたものですね。
フォトスポット「エア夜食のパネル」です。フラッシュをたいて写真を撮ると、何もなかった二人の間にちゃぶ台が出現します。
「真似事はしょせん真似事。’’水’’ほどの味もない」by勇次郎
刃牙のトリケラトプス拳のパネルです。足元の地面がえぐれています。
極限まで高めたイメージ力と表現力で周りの人たちにトリケラトプスが現れたかのような錯覚を起こさせます。それだけでなくトリケラトプスと同等の質量とパワーを実現させる、というものです。
かっこよくポージングしてみてください。
五代目藤木組系暴力団花山組の事務所です。この椅子に二代目組長の花山薫が座ります。
テーブルには指で引きちぎられたトランプが。。。
これ空想科学研究所の柳田理科雄さんによりますと、指の力が700kg、握力にして2.8tないと成しえないらしいです。おそるべし花山薫ッ!!
強すぎて不良たちに恨まれて、落書きされている刃牙の家。実際、強すぎるとこんなことになるのかな?そして屋根に上がってまでよく書いたもんだ。
■フィギア③ ビスケットオリバ
オリバのパックマンです。この形態は防御一辺倒ではなく、まるで捕食するかのように相手を取り込むことも可能です。収容されている看守からはパックマンと呼ばれています。
オリバの筋肉で包み込んで圧縮するという肉体的にも精神的にもダメージを与えるものです。窒息、いや圧死しちゃいますよ。
ちょっと小ぶり。実物大ではないです。そして表面がざらざら。なんか肉団子オリバ感はないです。顔もなーー。
刃牙がオリバにたたきつけられてできたへこみです。こんなことになったら即死です。。
「バキ・ハンマというスタンプが刻印されたそれはーーー」
「後に測定された結果、最深部は30cmにも達していた」
最深部30cmはないかもです。。。
これはピクルにつかまったワニです。
エサとして捕獲され下水道の横道に引っ張りこまれて、下水道のサイズに合っていないがために、皮だけだぶついてしまった状態です。凶暴なワニでさえピクルのおそるべしパワーの前では、ただのエサに過ぎないということを表したものです。
武蔵さんの刀も展示されています。でもよくみると刀の束の形が違うのよね。
気にしない気にしない。
能見宿祢の「しこ」パネルです。この前でポージングして写真撮影できます。
列海王の右腕です。のちにピクル戦で右腕を失った愚地克己に移植されるものです。武蔵の刀傷も表現されています。
ん?でもよく見ると原画の方には傷がないです。。現地で確認してみてください。
■グッズ
出口をでますと、グッズ売り場につながっています。オリジナルのさまざまなグッズが売ってました。列海王の「一向にかまわんッッ」の手ぬぐいです。
刃牙の家の落書きタオル。
当日券1500円で1時間~1時間半ほど楽しめます。原画をじっくり見たい人はもっとあってもいいかも。平日は空いていたので、写真撮り放題です。でも土日は入場に行列ができることもあるみたいなので、時間に余裕をもってたほうがいいでしょう。
また期間によって一部展示物が入れ替えられるみたいです。チェックして何回か足を運んでもいいかもですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。