2021年は暖かくなるのが早くて3月末には満開でしたが、2022年の冬は寒くて桜が咲くのが遅くなりそう。市川には桜の見どころがたくさんありますが、ここは観ておいて損はないという場所をご紹介します。
天気がよくて、休みと日程が合って観に行けるとすると年に何回のチャンスしかありません。それだけに外したくないし、前もって計画した方がいいです。
いろいろと観たい!おススメ箇所を一度に回れる自転車コースのご紹介です。
1.コース1 駅北コース 自転車で8.8km
スタートは市川駅。→①さくら堤公園→②里見公園→③じゅん菜池緑地→④真間山弘法寺→⑤真間川沿い経由文学の道→市川駅というコースです。
①さくら堤公園
まず最初は①さくら堤公園です。江戸川沿いのマンションの横にあります。公園といっても桜しかありません。江戸川の土手にあるので、自転車で行くにはサイクリングロードに上がる必要があります。
桜の木で覆いつくされた広場です。
まるで桜のテントのなかにいるようです。コロナでなければ、下も芝生なのでお弁当を持ってきてもよさそう。最高のお花見スポットです。
近くの土手には時期が1か月早ければ、河津桜も見事に咲きます。

②里見公園
続いては②里見公園です。サイクリングロードを北上すると到着します。こちらも芝生があるので、お花見には最適です。
中央の広場を囲うようにソメイヨシノが並んでいます。ソメイヨシノは約250本です。花壇にはきれいにお花が咲いています。花壇のお花は季節ごとに変わるので楽しみです。
立派な桜の木がすごい迫力で迫ってきます。
里見公園を出て桜並木の道路を通って、次の目的地に向かいます。
里見公園についてはこちら↓
https://www.city.ichikawa.lg.jp/common/000276313.pdf
③じゅん菜池緑地
続いてはじゅん菜池緑地です。こちらの見どころは池の水とのコラボレーションです。お弁当を持っていくというよりは、ウォーキングやジョギングに最適な場所です。
池の周りをぐるっと回ると、いろいろな見どころに出会えます。
池に映る桜もきれいです。
時期が早ければ「しだれ桜」も観ることができます。
じゅん菜池緑地は、梅もきれいです。2月には梅もおススメです。

④真間山弘法寺
つづいては、市川駅方面に向かって南下していきます。TVにもでる④真間山弘法寺に向かいます。階段が急ですが、左手にある道路であれば距離は長くなりますが、坂が緩やかになります。
なんといっての樹齢400年の伏姫桜です。エドヒガンの大木で南総里見八犬伝の伏姫にちなんで名づけられています。しだれ桜はソメイヨシノより時期が早いので、早めに見ないとピークを過ぎてしまいます。
横から見るとその傾きがわかります。そこが400年の重み。江戸時代から毎年花を咲かせているなんてすごいですよね。歴史を感じます。
高台に上ってみると、全体が見渡せます。
市川の街が一望できる高台にあります。
⑤真間川沿い経由文学の道
コース1の最後は真間川沿いの桜です。
自動車でも通れるので、窓からのお花見もできます。
文学の道の桜は、はるか遠くまで桜の道が続くように見えます。
コース1おしまい。市川駅に戻ります。
2.コース2 中山法華経コース 自転車で9km
もし、体力に余裕があればコース2も一気に行ってしまいましょう。駅2つ先の中山法華経まで足をのばしてみてください。市川駅から千葉街道を通って約4.5キロ。往復で9キロ 約40分の行程です。市川で桜を語るなら、絶対外せないスポットです。
⑥境橋
市川市消防局の向かいにある「境橋」から観る桜です。中山法華経寺に行く途中、千葉街道沿いです。
川の両側に桜が並んでいます。有名な目黒川とまではいかなくても、十分綺麗です。
川の横は遊歩道になっていて、歩くこともできます。
⑦中山法華経寺
最後は⑦中山法華経寺です。門をくぐると、奥の方まで桜のトンネルが見えます。
くぐって振り返ると、また風情があります。
桜のトンネルの中はこんな感じです。桜が降ってくるようです。
そのまま進むと、五重塔が見えてきます。
桜と五重塔のコラボレーションは、なかなかありません。まるで京都に来たみたい。
境内は桜でいっぱい。一番のおススメスポットです。
サイクリングで巡る市川の桜おススメスポット7か所。いかがでしたでしょうか。自動車だとなかなか駐車場を見つけるのも大変。自転車でしたら渋滞もなく運動をかねて効率よく廻れます。春の日差しの中、コロナでの運動不足解消にサイクリングでひと汗かいてみてはいかがでしょうか?