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カルビー グラノーラ プラス プロテインinと日清シスコ グラノーラ プロテインを比較してみました。

たんぱく質

世の中プロテインブームです。もうプロテインという言葉が、世間に溶け込んだように思います。昔はなんだかヤバいドーピングみたいな匂いしてましたけどね。一般的に広がってきたプロテインですが、朝食のお供「グラノーラ」に加えられている製品が目立ち始めました。スーパーで見ると2種類ある。カルビーの「グラノーラプラス プロテインin」日清シスコの「ごろっとグラノーラ 3種のまるごと大豆 糖質60%オフ」です。こいつはお試ししないといけない!ということで色々と比較してみました。

1.パッケージ

それぞれのパッケージを比較します。
パッケージのオモテには、なんとかお客様の目を引こうと少ないスペースに様々な情報が盛り込まれます。ただし盛り込みすぎてもうるさくなるので、すっきりと、それでいてできるだけ目立つような工夫をしなければなりません。

以下、それぞれのオモテパッケージです。「カルビーグラノーラプラス プロテインin」は赤基調で、食品の棚では目立つ存在です。また特徴である「プロテイン」を白字でど真ん中に配しています。グラノーラというよりもプロテインのようです。

「ごろっとグラノーラ」は緑が基調です。赤の強さとは対照的に、ナチュラルな印象を与えます。糖質制限ブームも狙ってプロテインよりも「糖質オフ」全面推しです。

 

次に5つのポイントから比較します。

 

 

①売りのキャッチ

売りのキャッチコピーを比較します。

グラノーラプラス プロテインin
「オススメ新習慣 理想の体にチャレンジ!」
「毎朝食にこれを食べれば、いい体になれる?」と期待してしまうフレーズです。「とりあえずメタボなお腹を少しでも改善させたい。でも無理は続けられない」というお父さんのチャレンジの一歩目として、手に取ってもらいやすそうなコピーです。
ごろっとグラノーラ
「ロカボマーク おいしく楽しく適正糖質」
ごろっとグラノーラの場合、ど真ん中に「糖質60%オフ」というキャッチがあり、キャッチというよりも成分のPRが前面に押し出されています。これが最強のキャッチコピー。糖質制限ブームの中、糖質をとることがダイエットの悪と思われる人が多いので、そこを突いています。さらにロカボマークで顧客の信頼感をつかんでいます。

②売りの中身

次に「売りにしてる中身」の比較です。

グラノーラプラス プロテインin
「香ばしナッツテイスト 黒大豆 青大豆 チョコクランチ クラッシュアーモンド かぼちゃの種」

たんぱく質の多そうな大豆2種類、間食に最適といわれるアーモンド、健康に良さそうなかぼちゃの種、そして甘さを想像させるチョコクランチ。成分だけでなく味のバランスも大事にしているように見えます。

 

ごろっとグラノーラ
3種のまるごと大豆

こちらは、大豆の全面推しです。黒、青、黄。大豆に3種もあること自体、知りませんでした。。。

③たんぱく質の量

3つ目は「タンパク質の量」です。

グラノーラプラス プロテインin
1食60g+低脂肪乳200gでたんぱく質20g
ごろっとグラノーラ
1食50g+低脂肪乳200gでたんぱく質23g

1食分が60gと50gで量が違います。でもたんぱく質の量は逆転してます。これにより糖質をオフさせているんですね。

④栄養素表示

売りの栄養素です。

グラノーラプラス プロテインin
食物繊維・鉄分たっぷり 6種のビタミン1日必要量の1/3

食物繊維と鉄分たっぷりを売りにしています。健康によさそうにビタミンも摂取できると思わせます。

ごろっとグラノーラ
食物繊維11.6g

あえてビタミンを記載せず、食物繊維の量で勝負してます。グラノーラプラス プロテインinが「食物繊維・鉄分たっぷり」と表記しているのに対抗しているようです。実際、ごろっとグラノーラの方が食物繊維が多いので、多くを語らず「数字」でアピールしています。

⑤内容量

最後に量です。グラノーラプラスの方が多いんですね。その分ちょっとだけ値段が高い。後から販売したごろっとグラノーラの戦略性を感じます。

グラノーラプラス プロテインin 420g
ごろっとグラノーラ 360g

 

2.栄養素

①たんぱく質の量

では、肝心のタンパク質の比較です。どうせならば、栄養が取れる方がいいです。特にボディメイクにはタンパク質が重要です。

カルビーグラノーラプラス プロテインin (アマゾンで1袋528円)
内容量420g 1食60gで12.1g

NISSINごろっとグラノーラ(アマゾンで1袋488円)
内容量360g 1食50gで16.8g

となり、ともに1袋約7食分と同じ量でのタンパク質比較をすると、NISSINごろっとグラノーラのほうがお得です。

②その他の栄養素

ではその他の栄養素はどうでしょうか。以下パッケージ裏面の「栄養成分表示」比較です。
白線は記載のある方が有利な項目です。赤線は記載のある方にしか入っていないものです。

カルビーグラノーラプラス プロテインin が有利なもの 6項目
食塩が少ない、カルシウム、鉄、ビタミンB12、パントテン酸が多い。
ビタミンAはこちらにしか入っていない。
NISSINごろっとグラノーラが有利なもの 12項目
エネルギー(Cal)、脂質、糖質が少ない。たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンD、リン、カリウムが多い。ビタミンB2とビタミンCはこちらにしか入っていない。

他の成分はほぼ同等です。注目すべきはカロリー。1食分比較NISSINごろっとグラノーラが81Kcalも低いです。

カルビーグラノーラプラス プロテインin だけに入っているビタミンAはお肌にいい成分です。皮膚や粘膜の新陳代謝を促進する働きがあります。

筋トレするトレーニーにとって欠かせない栄養素としては、糖分を分解するビタミンB1はNISSINごろっとグラノーラが多いです。そして脂質の分解をサポートするビタミンB2抗酸化作用のあるビタミンCNISSINごろっとグラノーラにしか入っていません。
筋肉を合成させる栄養素のビタミンB6は、ほぼ同等です。

結論としてはNISSINごろっとグラノーラが有利といえます。

3.中身の見た目

カルビーグラノーラプラス プロテインinの中身です。黒大豆、青大豆、チョコクランチ、クラッシュアーモンド、カボチャの種、その他に砂糖やココナッツも入っています。これが甘さの元になっています。

またマルトデキストリンが入ってます。これは吸収・代謝のよい糖質で、運動時に素早くエネルギーに変わるものです。

ところどころに黒いチョコクランチが見えますね。

 

続いてNISSINごろっとグラノーラの中身です。内容量が少ない分、袋もちょっと小さめです。

 

こちらも砂糖が入っていますが、ステビアでも甘味付けをしています。ステビアは天然甘味料で南米原産のキク科・ステビアの葉から抽出した甘味成分なので安心です。

 

やっぱり、大豆推しだけあって大豆が目立ちますね。黒大豆、青大豆、黄大豆の3種です。

 

4.味

味です。カルビーグラノーラプラス プロテインinは、「香ばしナッツテイスト」とあるように、ほんとうに香ばしいナッツの味がします。ほんのり甘いナッツを食べているようです。これは美味しいと思います。おそらくこの甘みは、チョコクランチのようです。

一方、NISSINごろっとグラノーラは豆感が強いです。まるで節分のときに撒く豆を食べてるようです。

我が家の娘たちは、「チョコが入っている方がおいしそう」とか「きな粉味が好き」などまちまちでした。私個人の好みとしては、カルビーの方がおいしく感じます。NISSINは成分を追求するために若干味を犠牲にしているようにも感じますが、とはいえ美味しくない訳ではありません。成分と味のバランスを追求したらこうなった、という感じではないでしょうか。

 

ただし、60gって結構な量なんです。推奨の1食分を食べようと思うと、飽きそうな量です。

 

そう考えると、1食の推奨量が50gのNISSINごろっとグラノーラ食べやすいかもしれません。量は少ないのに食物繊維は多いので、腹持ちもいいでしょう。

5.まとめ

最後にまとめです。

カルビーグラノーラプラス プロテインin (アマゾンで1袋528円)
内容量420g 1食60gでたんぱく質12.1g 約75円 278Kcal
食塩が少ない、カルシウム、鉄、ビタミンB12、パントテン酸が多い。
ビタミンAはこちらにしか入っていない。

NISSINごろっとグラノーラ(アマゾンで1袋488円)
内容量360g 1食50gでたんぱく質16.8g 約70円 197Kcal
エネルギー(Cal)、脂質、糖質が少ない。たんぱく質、食物繊維、ナイアシン、ビタミンB1、ビタミンD、リン、カリウムが多い。ビタミンB2とビタミンCはこちらにしか入っていない。

コスパ、たんぱく質、その他ビタミン、食物繊維、低カロリーなど「ごろっとグラノーラの方が有利」といえます。ただし、味は好みもありますがカルビーの方がおいしいように思います。

両方買って比較し、お気に入りの方を続けてみてはいかがでしょうか。

たんぱく質の食品に興味のある方はこちらもどうぞ。牛乳代わりにこれをかければ、さらなる補給になります。

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おじさんが筋トレと腸活を実践し、千葉県市川市近辺をぶらぶら歩きながら健康的にダンディを目指すブログです。
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