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世界一受けたい授業 知らないと恥をかくアップデート「花粉症対策」で有効な食べ物とは

腸活

2024年2月4日放送の日テレ 世界一受けたい授業で「あなたの感覚は古い!知らないと恥をかくアップデートTOP6」にて最新の花粉症対策が放送されました。日本人の2人に1人は花粉症といわれています。今年は例年の1.3倍の量らしく、2月から4月にかけて多くの花粉が飛散します。最新の知識で防御したいところですが、どうやら「ごぼう」を食べると効果があるらしいです。なぜ効果があるのか、他に効果がある食べ物はないのか、調べてみました。

花粉症対策6つの常識

番組内で解説いただいたのはJCHO東京新宿メディカルセンター耳鼻咽喉科・診療部長の石井正則先生です。花粉症対策の6つの常識についてご説明頂きました。

【その1】玄関前でコートを脱ぐ
手で払うと、手についてしまい家に持ち込むことになるので、玄関前でバタバタはらいましょう。

【その2】洗濯物を外干しにしない
花粉を家に持ち込んでしまう原因になるので、2~4月の間は部屋干しにしましょう。

【その3】換気時はレースカーテンを閉める
窓は開けてもレースカーテンは閉めたまま換気しましょう。

【その4】効果のある食べ物は「ごぼう」
生産高1位の青森県では、花粉症の人が少ないらしいです。

【その5】目がかゆい時で目薬がないときは「まばたき」して涙で洗い流す。
水道水で洗い流すと塩素で角膜を傷つける恐れがあるからです。

【その6】30秒プリプリ体操
上半身をひねる体操です。上半身の筋膜が広がって交感神経が活発になり、鼻詰まり解消が期待されます。

今回は【その4】効果のある食べ物「ごぼう」に注目してみます。

 

なぜごぼうがいいのか?どれくらい必要?

ではなぜごぼうがいいのでしょうか。
理由は、ごぼうにはフラクトオリゴ糖が多く含まれていて、腸内細菌の酪酸菌を増やすエサになるからです。酪酸菌が免疫細胞を働かせて、花粉アレルギーに効果をもたらします。

でも食べる量は1日1本 150g!毎日食べるのは無理!
大変だと思うので玉ねぎ半個(100g)ごぼう半分(75g)でもいいということでしたが、これだって簡単ではなさそうです。

番組内ではここまでの説明でした。スタジオのゲストのみなさんも「そんなに食べられないー」という反応でした。

調べてみたらごぼう1本(150g)にはフラクトオリゴ糖が7~10g含まれているようです。フラクトオリゴ糖7gを摂ると効果があるということになります。

でも玉ねぎ100gでは2.8gでした。玉ねぎ半個(100g)ごぼう半分(75g)だとフラクトオリゴ糖6.3gにしかなりません。まあ、ごぼうも玉ねぎも大きさに個体差はあるので、だいたいと理解しておけばいいでしょう。

花粉症にはフラクトオリゴ糖で酪酸菌を活性化させる腸活がいいということです。

ごぼうの代わりになるものは?

ごぼう150gで7~10g、玉ねぎ半個100gで2.8gのほかには、どんな食べ物でフラクトオリゴ糖が摂れるのでしょうか。

100gあたりのフラクトオリゴ糖の量です。
・きな粉7g
・バナナ0.3g
・ライ麦0.38g
・ヤーコン9g
・ネギ0.2g
こちらも個体差はあるでしょうが、きな粉とヤーコンが圧倒的に多いというのはわかります。

でもフラクトオリゴ糖を食べ物からとるには大変そうです。
フラクトオリゴ糖は以下のようなボトルタイプの物を購入してヨーグルトに入れるなどがいいでしょう。

 

酪酸菌を増やすには?

結局、ごぼうにこだわらなくても腸内の酪酸菌を活性化させればいいわけです。
では、フラクトオリゴ糖以外に酪酸菌を活性化させるエサになるものはないのでしょうか。

酪酸菌のエサは水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維を多く含む食品の昆布、わかめ、こんにゃくいも、りんごなどの果物、里いも、大麦、オーツ麦、とうもろこしなどに含まれています。
ここまで選択肢が広がれば、酪酸菌のためのエサが少しづつ供給できそうです。

酪酸菌のエサだけでなく酪酸菌自体を取り込むという手段もあります。
酪酸菌は、「ぬか漬け」や「くさや」など限られた発酵食品からしか摂取することができません。この場合もサプリから摂取するのがコスパも効率もよさそうです。

まとめです。
花粉症対策=ごぼうを食べる=フラクトオリゴ糖を摂取する=腸内にある酪酸菌を活性化させるということになります。
フラクトオリゴ糖は、ごぼうだけでなく「きな粉」や「ヤーコン」にも多く含まれていますし、サプリでとることもできます。

また酪酸菌の活性化には、フラクトオリゴ糖だけでなく水溶性食物繊維の食べ物でも効果があります。また、サプリなどから酪酸菌そのものを摂ることも有効でしょう。

2~4月だけでも、酪酸菌を活性化させる対策をとって花粉症を乗り切りたいですね。

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