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カズレーザーと学ぶ 甘い物を食べても痩せる希少糖「アルロース」とは

ダイエット

カズレーザーと学ぶという番組で、糖なのに脂肪燃焼・血糖値を抑制する「アルロース」というものを紹介していました。どういう仕組みでダイエットに効果があるのか、またアルロースは入手できるのか、などをまとめてみました。

1.アルロースの効果まとめ

日テレ「カズレーザーと学ぶ」2023 年6月20日放送ので「夢の太らない糖 アルロース」という内容が放送されました。糖なのに食べてもゼロカロリー、摂取すると健康的に痩せる糖とはどんなものなのでしょうか。

解説いただいたのは香川大学 学長の筧善行先生です。

①血糖値を抑制する

ではアルロースの1つ目の効果からみていきましょう。血糖値を抑制し他の糖の吸収を阻害します。

簡単にまとめるとこういうことです。
・糖は口から入り小腸で吸収され、血中に入って血糖値が上がる。
・通常おにぎりを食べると、デンプンがアミラーゼなどの分解酵素で糖(グルコース)になる。
・ところがアルロースを一緒に食べると、分解酵素が阻害され吸収されやすい糖になりにくくなる。
・また小腸にはいった糖(グルコース)は、体内に取り込まれるときに「トランスポーター」というトンネルを通るが、このトンネルをアルロースが防ぐことで、取り込まれにくくなる。

たくさん食べても血糖値が下がり過ぎるリスクはないそうです。

②脂肪を燃やす

2つ目の効果は、脂肪を燃やす効果です。

・脂肪を燃料として熱エネルギーにするたんぱく質UCP1というものがある。
・UCP1は体力不足や栄養失調で、人間が危険な状態に陥った時に多く発生する。
・とくに人体で生きるために大事な脳や心臓近くの脂肪でUCP1が特に出る
・アルロースを摂ると、体力不足などの緊急事態でないのにUCP1が発生する。
・またアルロースの場合は、心臓や脳の近くだけでなく皮下脂肪でもUCP1が発生する。

マウスでの実験ですが、高脂肪食を与えたマウスと高脂肪食+アルロースを与えたマウスと、通常食のマウスを比較した際、高脂肪食+アルロースのマウスは通常食のマウスと変わらずほとんど体重増加がみられませんでした。

また人間でも効果があることがわかっています。アルロースを5g添加した飲料をのみ1時間サイクリングしたところ、アルロースをとった方が脂肪が燃えたという結果がでました。

これは効果がありそうです。

ちなみに、なぜアルロースをとると脂肪が燃焼するのかの仕組みは、論文作成中で秘密だそうです。

2.アルロースはなぜ0キロカロリー?

なぜアルロースは0キロカロリーなのでしょうか。

理由はこんな感じです。
・自然界に存在する糖の90%はD-グルコース(ブドウ糖)。
・長い地球の歴史の中で、生物が利用する糖が選択されて、ブドウ糖がエネルギーに変換されている。
・アルロースはブドウ糖に形が似ているが厳密には異なるため、吸収されず尿やふん便で排泄される。

だから0キロカロリーなんですね。舌は砂糖と判断して甘さを感じるが、体は砂糖ではないと判断するので、吸収しないのです。

ちなみにアルロースはキシリトールなど同じ50種類の希少糖のうちの一つでレーズンやイチジクに含まれています。

3.入手できるのか?

そんな「アルロース」ですが、入手できるのでしょうか。
数年前から企業向けに販売されていて、一般家庭にも販売開始したとのこと。
価格は1kg約6000円ですので、5g30円。1日3回飲んでも90円とサプリ並みです。

番組の中では、企業向けに販売されているという事でしたので調べてみました。
「松谷化学工業株式会社」という企業で扱っています。ただし1kg6000円かどうかはわかりません。アルロースとはプシコースとも呼ばれています。

以下のリンク先でアルロースの詳細が書かれています。

カロリーゼロの機能性甘味料希少糖プシコース(アルロース) アストレア|松谷化学工業株式会社 (matsutani.co.jp)

では楽天やアマゾンでは買えないのでしょうか。

これがアマゾンで一番売れているみたいです。

NICHIGA(ニチガ)【カズレーザーと学ぶで話題】 アルロース 200g 希少糖 香川大学の研究成果で生まれた自然由来の甘味料 フラクトオリゴ糖配合 プシコース [01]
香川大学の研究成果で生まれた「アルロース(希少糖)」と、「天然チコリ由来のフラクトオリゴ糖」を配合しました。 アルロース(希少糖)は、その名のとおり希少な糖。自然界にわずかにしか存在しない約50種類の希少糖のひとつで、乾燥いちじくやレーズン...

以下はアルロースが含まれてる甘味料です。ただし、アルロース100%ではありません。またどれくらい含有されているかも不明です。

こちらも同様に希少糖が使われていますが、アルロースの含有量は不明です。でもオリゴ糖がメインなので腸活になりそうです。

 

こちらはコーヒー飲料です。甘みにアルロースを使ってます。食後にいいかもしれません。

マウスや人でのテストでは、100%アルロースを摂取しての事とも思いますので、これらの甘味料でどこまで効果があるのかはわかりません。とはいえ、砂糖よりもダイエットにいいことは間違いないでしょう。

そんなアルロース。どんな味なのでしょうか。

口溶けがいいマイルドな甘さです。砂糖が甘さ100とすると、アルロースは甘さ70程度。後味がすっきりしています。高級な感じがするみたいです。

飲むタイミングはいつでもいい天然由来のアルロース。食後のコーヒーにいれたら、食べたカロリーがリセットされそうです。筧先生は「摂ることでのリスク0」と言い切ってました。試す価値はありそうです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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