プロテインが流行ってますが、一本満足バーにたんぱく質が27ℊもあるギガプロテインシリーズがあります。
脂質も多くて太ることにはならないのでしょうか。コスパはいいのでしょうか。
そもそも、たんぱく質が27ℊも入っていておいしいのでしょうか。などを調べてみました。
一本満足ギガプロテインシリーズとは
一本満足バーには4つのシリーズがあります。その中でプロテインが含まれているものが2種類あり、ギガシリーズはたんぱく質が30gに増量されたものです。
①プロテインではないシリーズ
プロテインではないシリーズは2つあります。シリアルシリーズとコーヒー専用シリーズです。
1.シリアルシリーズ6種類
手軽に栄養補給ができ、おいしさと食べごたえのダブルの満足感が楽しめるシリアルタイプのチョコレートバー。たんぱく質は1.5~2.8gです。
チョコ、ブラック糖質80%オフ、ホワイト、苺、抹茶ホワイト、練乳あずきがあります。
2.コーヒー専用シリーズ
手軽に栄養補給ができる、コーヒーと相性の良い味わいを追求したコーヒー専用のクッキーバー!
発酵バタークッキー、チョコチップクッキーがあります。たんぱく質1.7~2.0gです。
②プロテインシリーズ
プロテインシリーズは2つあります。プロテインシリーズとギガプロテインシリーズです。
3.プロテインシリーズ6種類
手軽にたっぷりPROTEINが摂れる!スポーツ時にうれしい、たんぱく質は16~19g・5種のビタミン・必須アミノ酸9種を配合です。チョコ、ストロベリー、ブラック、ホワイト、ベイクドチーズ、ベイクドキャラメルがあります。
4.ギガプロテインシリーズ2種類
手軽に1食分のたんぱく質を摂取することができるシリアルチョコバー。チョコ、キャラメルがあります。たんぱく質は30gです。
今回は、この中のプロテインシリーズとギガプロテインシリーズに注目していきます。
ギガプロテインは太るのか
まずはプロテインシリーズとギガプロテインシリーズで同じ味同士の成分を比較していきましょう。それぞれチョコとキャラメルがあります。
よく見ると同じシリーズでも味によって成分が異なります。では、気になる項目を見ていきましょう。
①カロリー
まずはカロリーです。ギガプロテインシリーズは1本で300kcalオーバーです。
ギガプロテイン チョコ |
ギガプロテインキャラメル |
プロテイン チョコ |
プロテインベイクドキャラメル |
|
エネルギー | 332kcal | 326kcal | 195kcal | 240kcal |
300kcalといわれても、カロリーとして多いのでしょうか?約300kcalの食べ物とはどんなものがあるのでしょうか。
・ごはん1.5膳
・食パン2枚(6枚切り)
・バナナ3本
・牛丼並半分
・明治ブルガリアヨーグルト400ml 248kcal
軽い食事レベルですね。ということはギガプロテインシリーズを2本食べると1食分のカロリーになります。
では、1日に必要なカロリーはどれくらいなのでしょうか。
以下は厚生労働省のホームページに記載されているものです。成人男性で約2600~2700kcal、成人女性では約2000kcalが必要です。
ギガプロテインバー約330kcalを気軽に何本も食べると、すぐにカロリーオーバーになりそうです。
性別 | 男性 | 女性 | ||||
身体活動 レベル |
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ |
18~29(歳) | 2,300 | 2,650 | 3,050 | 1,700 | 2,000 | 2,300 |
30~49(歳) | 2,300 | 2,700 | 3,050 | 1,750 | 2,050 | 2,350 |
50~64(歳) | 2,200 | 2,600 | 2,950 | 1,650 | 1,950 | 2,250 |
65~74(歳) | 2,050 | 2,400 | 2,750 | 1,550 | 1,850 | 2,100 |
*身体活動レベルのレベルⅡは自立している者、レベルⅠは自宅にいてほとんど外出しない者に相当する。
参照:厚生労働省HP02_各論_1-1_エネルギー_cs6_0116.indd (mhlw.go.jp)
結論:ギガプロテインシリーズのカロリーは軽食レベル。食べすぎると太りそうです。
②脂質
続いては脂質の量です。
ギガプロテイン チョコ |
ギガプロテインキャラメル |
プロテイン チョコ |
プロテインベイクドキャラメル |
|
脂質 | 17g | 16g | 8.5g | 15g |
なんと!ギガではない普通のプロテインベイクドキャラメルの脂質が「15g」と多いのに驚きです。これに比較するとギガプロテインシリーズは、たんぱく質が30gと多い割にはさほど脂質が多いようには見えません。でも、本当にそうなのでしょうか?
ダイエット時によく食べる「高たんぱく低脂質」の代表的な食品と比較してみましょう。
1食分 | たんぱく質 | 脂質 |
ギガプロテインチョコ | 30g | 17g |
セブンプレミアムサラダチキンハーブ | 24g | 1.4g |
カップヌードルPRO | 15.2g | 16.8g |
オイコスプレーン | 11.7g | 0g |
ごろっとグラノーラ (50g) |
16.6g | 6.7g |
ボディメイク時に人気のサラダチキンや、オイコスと比較しますとかなり脂質が多いです。
結論:脂肪は多いのでサラダチキン感覚で食べると、太ってしまうかもしれません。
コスパはいいのか?
続いてコスパです。ギガプロテインタイプを半分にした成分と、通常のプロテインタイプを比較しました。たんぱく質は同レベルで、低カロリー低糖質です。半分に割って食べたら1回分135円。かなりコスパはいいのでないでしょうか。
プロテインのベイクドキャラメルは、高カロリー高脂質で値段も高い。コスパ悪いですねー。
食べてみました。
味の確認です。
同じ味で比べてみました。
一本満足プロテインチョコレートは「チョコレート菓子」でギガプロテインチョコは「準チョコレート菓子」です。
準チョコレートはチョコレートよりもカカオマスが少なく、植物油脂が多いです。
比べるとわかりますが、プロテインチョコの方がチョコ感が強くておいしいです。ギガの方は薄いチョコです。植物油脂が多いという感じがします。
一本満足プロテインベイクドキャラメルは「焼き菓子」でギガプロテインは「準チョコレート菓子」です。「ベイクドキャラメル」の名称通り「焼き菓子」なんですね。
PFCバランスでみると、ベイクドキャラメルが圧倒的に脂質(F)が多いです。やはりチョコではなく焼き菓子です。他の商品に記載のある「かための食感のため、歯を傷めないようご注意ください」がなく柔らかいです。
ベイクドキャラメルは、パフが入っておらず焼き菓子の名の通りクッキーです。甘いお菓子です。
ギガの方はキャラメル味のチョコレートという感じで、美味しいです。
まとめ
1.ギガプロテインシリーズはたんぱく質が30gとれるが、カロリーが300kcalと軽食レベル。また脂質も17gと多いので食べ過ぎたら太るかも。
2.ギガプロテインシリーズを半分にすると、たんぱく質15gがとれつつ普通のプロテインバーより安くなるのでるのでコスパがいい。
3.ギガプロテインシリーズのチョコは「準チョコレート菓子」なので、「チョコレート菓子」の一本満足プロテインシリーズの方がチョコ感が強く美味しい。
4.一本満足プロテインシリーズのベイクドキャラメルは、脂質が15gとチョコ味の倍近くあるので要注意。
ギガプロテインバーは、うまく食べればコスパよくボディメイクのお供になりそうです。
ちなみにイオンのプロテインバーだと、おススメはこれです!
最後までご覧いただきましてありがとうございました。