ジョイポリス東京がアニメ「進撃の巨人 The Final Season」とのコラボイベントを開催しています。いったいどういう内容なのか、室内遊園地を楽しむというよりも、進撃の巨人マニアの目線で楽しめるかを調べてきました。それぞれ時間はどれくらいかかるのか、混雑具合は?などの参考にしてください。ネタバレが含まれますので行く予定があり新鮮な気持ちで見たい方は、注意事項だけ見てください。
ジョイポリス 進撃の巨人The Final Seasonコラボのイベントでパスポートが使えるものは全部で5つあります。それぞれお勧め度を★で評価してみました。
1.「進撃の巨人 attack on titan in JOYPOLIS – The Final Season -」ステージショー
入り口から奥へ入っていくと、まず大きなステージが目に飛び込んできます。
ショーといっても人が出てきて立ち回りをするものではなく、アニメFinal Seasonの名場面を、スクリーンの映像と両サイドのプロジェクションマッピングとレーザー光線でダイジェスト版として映し出すものです。私はアニメを全部見ましたので、思い出しながらそれなりに楽しめました。
両サイドの壁が雷になったり、建物になったりで中央の映像の迫力を押し出します。
ただ、ただのダイジェストといえばダイジェストだけなので、進撃の巨人のアニメを見たことがない人には、ちょっと面白さはわからないかもしれません。
期間中12:00/15:00/18:00からの1日3回公演。まあ、時間が合えば見てもいいかなという程度です。
お勧め度★★☆☆☆
2.ハーフパイプ トーキョー
そのままステージを右手に1階の奥に進むと、ハーフパイプトーキョーが現れます。入り口にはフォトスポットになる大きなパネルがあります。
「ハーフパイプトーキョー」とは、その名の通りスノーボードのハーフパイプのように、参加者が立ったままボードに固定されスライドレールを振り子運動で往復するアトラクションです。
怖いポイントは、ちょうどハーフパイプの底位置(中心の白線)にきたタイミングで、のっかっているボードをかかともしくはつま先で踏み込むと、振り子運動をしながら回転運動も加わるところです。
そう、まるで立体起動装置で空を浮遊し、巨人へ立ち向かう調査兵団員の気分になるのです。
BGMはアニメのテーマソングである4パターン。
「紅蓮の弓矢」「心臓を捧げよ!」「憧憬と屍の道」「僕の戦争」
さらにTVアニメ「進撃の巨人」 The Final Season で流れているサントラも使われています。
「Ashes on The Fire」「Splinter Wolf」
「True History」「The Warriors」
「AOTF-s1」「AOTF-s2」
個人的にはFinal Seasonは巨人を討伐しているイメージが少ないので、サントラを使うなら最初のシリーズのほうが好きですね。
振り子が高い位置にある時に、体がほぼ真横になって回転しスピードをつけて落下します。真下にきた時が巨人のうなじをそぐタイミング。うまくボードを踏み込めれば、みごと討伐です。
修了時にはポイントが付き、レベルがわかります。高得点で兵士長を目指しましょう。
現実ではありえない立体起動装置。これで手も使えたら最高ですが、振り子運動という単純な動きに回転が加わると十分空を舞っている気分を味わえます。
お勧め度★★★★☆
定員 | 2名(1台)※1回につき4台(最大8名)での対戦となります。 |
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料金 | 900円(1名)※各種パスポート利用可。 |
身長制限 | 130cm以上 |
所要時間 | 約5分 |
3.MURDER LODGE(マーダーロッジ)
進撃の巨人コラボアトラクションは、2nd Floorにはありません。とばして3rd Floorに行きましょう。マーダーロッジとは、その名の通り殺人小屋。。通常時にもあるメニューですが、進撃の巨人コラボでソフトにちょっとだけ手を加えています。
まずは入り口受付の調査兵団の衣装を身につけたお姉さんの演技力に圧倒されます。小屋の中に案内されますが、そこは通常のマーダーロッジではなく進撃の巨人の世界。どんなお姉さんに当たるかにもよるかと思いますが、引き込まれました。
参加者はリヴァイ兵長の部下という設定です。隊員の原因不明の死亡事故の犯人が「巨人ではないか」ということで森へ捜査にいきます。雨が降ってきたため、森の中の小屋で待機するのですが、そこで起こる出来事です。
真っ暗な小屋の中で待機命令をされた私達隊員たち。なにも見えない空間で、音のみに集中することで恐怖感が増します。通常のマーダーロッジのプログラムに、うまく進撃の巨人の世界をブレンドさせています。
定員 | 8名 |
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料金 | 600円(1名)※各種パスポート利用可。 |
身長制限 | なし※110㎝未満の方保護者の同伴が必要。 ※小さなお子さまを抱いてのご利用はできません。 |
年齢制限 | 7歳未満の方はご利用いただけません。 7歳以上11歳未満のお子様は保護者の同伴が必要です。 |
所要時間 | 約10分 |
若干の無理やり感は感じますが、努力は認めるかな。。
お勧め度★★★☆☆
4.フォーチュンフォレスト
占いの森です。
クリスタルというIDタグが仕込まれたプレート状の物体を入り口でもらい、中にある機械にセットして質問に答えます。それを3回行うことで、個人別の情報が作られるというわけ。
どこが進撃の巨人に関係するのかというと、最後にプリントアウトされる用紙の裏面のデザインが進撃の巨人を選択できるというだけ。
カップルで相性を占ったりするのには盛り上がるかもですが、もう52歳のおじさんが「本当の自分」を知りたい、なんて思わないので正直おもろない。
進撃の巨人の世界とはまったく関係ないので、★星1つ!
定員 | なし |
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料金 | 600円(1名)※各種パスポート利用可。 |
身長制限 | なし ※110㎝未満の方保護者の同伴が必要。 |
所要時間 | 約20分 |
お勧め度★☆☆☆☆
5.進撃の巨人 THE ATTRACTION ~決断~
進撃の巨人 THE ATTRACTION~決断~は、壁の崩壊した巨人の世界で無事に逃げ切れるか2つのパターンから「決断」するRPG型アトラクションです。
入り口近くにエレンと兵長のフィギアが飾られています。
なんか、ポーズがあまりカッコよくない。。
足元のスイッチを押すとリヴァイ兵長の声が聞こえてきます。
「おい!ちびって言ったやつは誰だ」「いっただろ。俺は元々けっこうしゃべる」「ジョイポリって挨拶しってるか」「おいエレン、待たせやがって」「なにじろじろ見てんだ」「どうやらジョイポリスに超大型巨人が現れたらしい」とかをしゃべりますよ。
こちらはエレン。おーい、顔全然似てないぞー。
こちらもスイッチを押すとオリジナルボイスが聞こえてきます。
「ジョイポリスに超大型巨人だ?」「お前ら楽しそうだな」「そんなに俺をみるな」「なーもうあんまり汚すなよ。後で怒られるのは俺なんだから」「おい、触るな。バランス崩れちゃうだろうが」「ジョイポリスって広いなー」
前菜のフィギアを通り過ぎ、「決断」の入り口に向かうと2人組の受付の方に説明を受けます。
設定は以下の通り。
その際、多大な人名と戦力を失った兵団は多くの兵士を必要としていた。ここは「トロスト区」にある訓練兵入団試験会場「通称:ジョイポリス」、
使用されていない刑務所の一角に造られた施設である。
兵団は住民から志願者を募り、日々入団試験が行われていた。
ある志願兵(ゲスト)たちは、その施設で入団試験を受けていると、
突如現れた超大型巨人によって、トロスト区の壁が破壊されたことを知る。
多くの巨人たちが壁の中へと入ってくる。
試験は中断され、逃げる為に施設の外に向かうが、巨人たちが現れ、様々な選択を迫られる。果たして、巨人に殺されずに、帰還することができるだろうか?
引用:公式ホームページより
うーん。期待が高まります。
中は撮影禁止なので、公式ホームページから引用した画像をもとに説明します。
参加者は志願兵なので、教官の指示に従ってついていきます。お約束の「心臓を捧げよ」ポーズも決め、部屋の奥にはいっていくと、、
引用:ジョイポリスホームページより
黒板に書かれた巨人のうなじの弱点の説明を受けたり、壁を登るリフトにのったり、巨人の世界に入っていきます。超大型巨人に壁を破られ、巨人の侵入を許してしまいます。。
引用:ジョイポリスホームページより
その先は、「エルヴィンコース」と「ハンジコース」に分かれるのですが、映像とオブジェをうまく使って巨人との戦いを表現する世界に入っていきます。
「エルヴィンコース」ではリヴァイ兵長に助けられ、「ハンジコース」ではエレン巨人に助けられ、ゴールまでたどり着きます。最低2回はやらないといけないですね。
引用:ジョイポリスホームページより
ゴールではもう一つサプライズがあります。奇行種の恐怖を味わえます。。
オブジェの作りは荒いところがありますが、とにかく同行いただくスタッフの演技力に脱帽。進撃の巨人の世界に入り込めます。
お勧め度★★★★★
定員 | 10名 |
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料金 | 600円(1名)※各種パスポート利用可。 |
身長制限 | なし |
所要時間 | 約14分 |
6.カフェ
3rdフロアにカフェがあります。お昼ごはんに利用しました。
ジャン、ミカサ、エレン、リヴァイのパネルが飾ってあります。
ファイナルシーズンの兵長です。
窓からはレインボーブリッジが一望できます。
チーズがのび~るお祭りピザ1400円と、サシャのごろごろ芋ポトフ1400円を頼みました。ちょっと高い!これはコスパ悪いですね。サシャなら怒り出します。進撃の巨人を感じるコラボっぽい工夫はされていないので、おまけのコースターと景色代です。正直いまいち!
おまけのコースターです。
2nd Floorにカフェがあります。ジャン(スプライト+メロンシロップ+メロンゼリー)とミカサ(スプライト+ブルーハワイシロップ+ブルーハワイゼリー)各600円をいただきました。景色最高!でも、、
あー、なんでこんなにコスパ悪いんだろう。もうちょっと工夫してほしい。。いろんなイベント行ってるけど最低レベルかな。。
こっちの方がちゃんとしてたわ。
7.注意事項
注意事項です。
①入場料
絶対にパスポートをお勧めします。当日大人は4500円ですがEPARKで購入すれば3500円になります。ハーフパイプは1回900円、「決断」600円*2、マーダーロッジ600円、これに入場料金800円がかかるのですぐに元が取れます。「EPARK ジョイポリス」で検索してください。
②混雑
平日の11:00から行ったのですが、がら空きです。待ち時間なし。係の人に聞くと、時間が遅くなるにつれて混んでくるので、お目当てのアトラクションは早めにこなしておくのがいいです。後でお楽しみに、なんてとっておくと混んじゃいます。
③マーダーロッジは怖い
マーダーロッジは真っ暗で狭いところに閉じ込められます。閉所暗所恐怖症の方はやめた方がいいです。わたしも苦手なのでずっと目をつむっていました。そのため、真っ暗な中でところどころ光る演出を全く見ることができませんでした。薄目でも開けておけばよかったです。
④ハーフパイプは1人で挑戦
ハーフパイプは2人乗りですが、1人でも乗れます。1人で乗った方がポイントも取りやすいし、立体起動装置の感覚も味わいやすいように思います。ただし、その分並ぶ時間はかかりますので、ご注意を。
⑤「決断」を楽しむために
「決断」を終えると6種類シールのうちランダムで1枚もらえます。全種類揃えると、オリジナルのクリアファイルがもらえます。1人で行ったら最短で6回参加しないといけません。ランダムなので6回で6種類もらえる確率は低いでしょう。その場合3人がベスト。「エルヴィンコース」と「ハンジコース」がありますが、どうやらそれぞれ3種類のシールにしているっぽいです。3人でそれぞれのコースを1回づつ体験すれば、6種類もらえる可能性は高いです。
また、参加者はMAX10名で「エルヴィンコース」と「ハンジコース」は多数決で決まります。3人で3票集まれば、希望通りのコースに行ける確率は高まります。
↓クリアファイルです。
それぞれのアトラクションは入場時の感染対策がしっかりされていました。さらに午前の早い時間にいけばガラガラなので、安心感もあります。
目玉は「決断」です。コスプレも可らしいです。演技力抜群なお兄さんやお姉さんと絡んで、進撃の巨人の世界を満喫してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!