ボディメイクにいいと言われているオイコス。このストロベリー味をなんとか量産できないか。プレーンタイプのオイコスの量産には成功したので、コスパよくストロベリータイプも作ってみたい。もっともコスパよく、ボディメイクの邪魔な成分はいれないようにオイコスストロベリーを量産してみました。1個81円でできますよ。
1.オイコスとは
オイコスとはダノン社から販売されているギリシャヨーグルトです。ギリシャヨーグルトとは水切りヨーグルトの事で、水切り製法を通じてヨーグルト内から乳清+水分を抜いたものを指します。特徴は低脂肪、高たんぱく質です。オイコスプレーンは量産できます。
①高たんぱく・低脂肪な牛乳を用意する。
②オイコスプレーンを種菌にして、牛乳900mlに投入する。
③よく混ぜる。
④ヨーグルトメーカーの「自動メニュー」のスイッチON(42℃ 9時間)
⑤出来上がったものを、水切りヨーグルトにする。
量産方法の詳細はこちらです。

2.オイコスのストロベリーの成分
プレーンタイプのオイコスの量産には成功したので、どうやってストロベリータイプを作るか考えました。まずはオイコスストロベリーの成分を見てみましょう。
脂質ゼロでたんぱく質10.2gです。
続いては材料です。
原材料名:乳製品、ストロベリー果肉、糖類(砂糖、転化糖)、濃縮にんじん/増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、酸味料、香料、クエン酸カルシウム、(一部に乳成分を含む)
入っている成分は多い順に表示されています。つまり、1.乳製品、2.ストロベリー果肉、3.糖類(砂糖、転化糖)という順になります。
いろいろと入ってますが、ストロベリーの果肉と甘み付けの糖類が入っています。人工甘味料は入っていません。
一方プレーンタイプの成分です。
ストロベリーに比較すると、やはり炭水化物が5.2gと少ないですね。ストロベリーは炭水化物12.1g。その差6.9gの炭水化物がストロベリー果肉や甘み成分の糖類(砂糖、転化糖)と思われます。
3.オイコス ストロベリーを作ってみました
市販のオイコスストロベリーに近づけるためには、できるだけ糖質を抑えなければなりません。
では作っていきます。
①原材料の最初に記載のある「乳成分」はプレーンのオイコスということでしょうから、ヨーグルトメーカーでプレーンオイコス作ります。写真は水切りヨーグルトにした状態です。
②ストロベリー果肉は業務スーパーで売っている冷凍イチゴを使います。ストロベリーダイスカット500g 257円です。
オリジナルのオイコスストロベリーの中を見ますと、こんな感じの果肉が入っています。ジャムにはいっているようなものです。
③業務スーパーの冷凍ストロベリーの中身です。業務スーパーには丸々のイチゴのタイプと、ダイスカットタイプがありますが、ダイスカットタイプを使います。
④電子レンジで50秒。これを量産したプレーンオイコスに混ぜます。
⑤甘みにオリゴ糖を入れます。本物のオイコスストロベリーと味比べをして、甘みを調整します。
⓺完成です。
かなり近いものができました。イチゴはスプーン2杯、オリゴ糖はスプーン1杯ずつと覚えておけばいいでしょう。味はちょっと酸味がありますが、イチゴ本来のおいしさを感じます。お好みでカロリーに気をつけながらオリゴ糖で甘みを調節してください。
同じ手順でブルーベリータイプも作れます。
こちらも美味しいです。ブルーベリーのほうが甘さがあるので、オリゴ糖は不要なくらいです。
4.コスト比較
続いてはコスト比較です。
オイコスのストロベリーはスーパーで買うと180円くらいです。最安値はコストコで12個入で1250円くらいなので1個104円程度です。
量産オイコスストロベリーは81円でできます。
今回の量産オイコスストロベリーの内訳です。
①量産オイコスプレーン 61円
②業務スーパーの冷凍ストロベリー257円 1個分20gで約10円
③オリゴ糖 1個分10円
もちろん、オリゴ糖ではなくオリジナルオイコスと同じように砂糖を使えば、より安くなります。でもここは腸活のためにオリゴ糖を使います。
だいたい80円でできました。
うーん。コンビニで買う事を考えたら半額以下ですが、めんどうな割にコストコで買うときと比べると20円くらいしか安くならない。。。
しかし、、以下メリットを考えたらお得かもです。
5.メリット・デメリット
ヨーグルトメーカーで作ることによるメリットです。
①余計なものがないっていない。
牛乳、冷凍ストロベリー、オリゴ糖のみで作れます。オリジナルのオイコスストロベリーと、出来上がった量産オイコスの味を比べると、オリジナルのほうが人工的な味がします。量産オイコスはイチゴの酸味がさわやかで、むしろオリジナルより美味しくさえ感じます。
②菌を機能性ヨーグルトに変えて健康度アップ。
種菌をオイコスにしなくてもいいです。オイコスは一般的にヨーグルトに多く使われている菌である2種類を使っています。
・ストレプトコッカス・サーモフィルス菌
・ラクトバチルス・ブルガリクス菌
種菌のヨーグルトを明治R1や小岩井乳業のイミューズに変えれば、免疫力をアップすることができます。
③オリゴ糖で腸活
甘み成分を砂糖ではなく、オリゴ糖にすることで菌を増やすことができます。機能性のある菌をオリゴ糖で増産できれば、腸活効果倍増です。
一方のデメリットです。
①ヨーグルトメーカーの費用
最初の投資では必要になります。3000円から4000円で買えます。結構値段が変わりますので、以下のリンク先で最新の最安値をチェックしてみてください。とはいえ1個あたり70円でできることを考えると、スーパーで買うのに比べて90円もお得です。毎日1個食べるとすると、1か月ちょっとで元が取れます。
ヨーグルトからギリシャヨーグルト化するのには、水切りをしないといけません。水切りヨーグルトをつくるには、キッチンペーパーがあれば特別な器具は必要ありません。雪印のホームページで水切りヨーグルトの作り方が出ていますのでご参照ください。

②手間がかかる
確かに作る手間はかかります。でも、寝る前に仕込んでおけば、ほったらかしでできます。
また一度にオイコス4個分のヨーグルトができますし、手順に慣れてしまえば夜の待ち時間をのぞくと数分でできます。
また水切りヨーグルトを作るのに、時間がかかりますがクイック水切りヨーグルトを使えば、1~2時間でできちゃいます。
クイック水切りヨーグルト ST-3001(1個)
実際に使った内容はこちらです。

6.まとめ
ヨーグルトメーカーでオイコスストロベリーは1個70円で作れます。さらに、R1やビヒダスなどを種菌に使い、冷凍イチゴとオリゴ糖で味付けすれば、健康にいい程よい甘みと酸味のオイコスができます。
ヨーグルトメーカーを買ってしまえば、続けなきゃいけない意識も働き、結果続けることもできます。ボディメイク、腸活に始めてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきましてありがとうございました。